<緊急事態宣言発出に至る感染状況の拡大を受け、4月16日より当面の間、教室でのレッスンはお休みさせていただいております。また、新型コロナウイルス感染症「愛知県・緊急事態措置」にかかる「休業協力要請」に従い、5月6日まで休業させていただきます。今回は、私たちの手話教室に関する考え方について書かせていただきます>
 
 
受講生さんたちには、できるだけメモをとらないようお願いしています。
当然ながら、強制はしません。
 
メモをとっていただくことも構いません。
ただ、
「できるだけメモをとらないようにしてください」
とお願いしています。
 
メモをとる場合、視線が下に落ちてしまいます。
できるだけ視線を上げて、常に会話主体になるように。
 
忘れないように、メモをとる。
確かに、大切なことでしょう。
しかし、忘れても構いません。
 
言い方を変えるならば、忘れないように、しっかりと身につける。
急ぐ必要はありません。
たった一つの手話でも構わないので、
「今日はこれを覚えた」
という自覚と自信が大切なのです。
 
たくさんの手話を見る。大切なことです。
でも、一気に覚えるのは無理です。
 
たくさんの手話を見ても、ほとんど忘れてしまう。
でも、それでいいのです。
 
手話を見る。覚える。忘れる。
これを繰り返していくことが、手話学習です。
覚える。忘れる。また覚える。これを繰り返していくことで、手話が身についていきます。
 
 
 
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