淡交会徳島支部主催の講習会、「茶懐石のキホン」第二回に行って参りました。

講師を務めていただいたのは、日本料理「青柳」の御主人小山裕久さんです。

食材の魅力を引き出してくれる調理方法とレパートリーに加えたい料理を教えていただきました。

 

--今回とりあげる旬の食材は 「蓮根」--

海・山・川と自然豊かな徳島県は、野菜や果物、水産物に恵まれた「食材の宝庫」です。

蓮根の産地としても知られており、鳴門周辺地域は茨城県に次ぐ第2位の生産地です。

 

 

 

 

講習に先立ち、

6月2日に解禁になったばかりの鮎を使った「鮎の塩焼き」をいただきました。

 

 

 

 

 

小山画伯のイラスト付きで、鮎の特徴や調理法(青柳流)を教えていただきました。

 

 

 

 

 

「茶懐石のキホン」第二回 講習スタート

 

 

 

本日の主役の「新蓮根」

 

 

 

一品目

新蓮根と順才のお向

 

 

 

 

 

新蓮根

 

 

 

琵琶湖産の順才

 

 

 

 

 

 

順才を茹でると、

 

奇麗な緑色に

 

 

 

 

器を変えての盛り付け

お席のテーマによって器を変えるとお料理の雰囲気が変わります。

どちらも素敵です。

 

 

 

二品目

新蓮根と夏野菜の胡麻和え

 

 

 

 

 

蓮根・アスパラガス・お味が染みた椎茸を胡麻和えにし、

最後に炒ったアーモンドを上にのせる。

蓮根のシャキシャキ感と旬の野菜の触感が格別です。

アーモンドの匂いが香ばしく感じられます。

 

 

 

三品目

揚げ蓮根豆腐の銀あんかけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一流の技術を間近で拝見させていただきました。

調理をしながら日本料理やお茶事から身近な生活に関することまでお話しいただきました。

先生の手先の動きに魅了され、豊富な話題にも引き込まれました。

 

 

 

和やかな雰囲気の教室風景

 

 

 

 

 

 

 

講習後は松花堂弁当(講習していただいた3品と谷中飯)とスイーツ、
全て美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。

 

 

※ 本講習会は、裏千家-淡交会徳島支部が主催しています。

ご興味のある方は、各御社中の先生にお問い合わせくださいませ。