親から言われることが
必須なのではないと言いました。
では、誰から認められる
必要があるのでしょうか？
わたしはその存在を
「神さま」と呼びます。
その呼び方は
人それぞれでよいのですが、
人知を超えた存在であること、
その存在を認めることは
どうしても必要になります。
なぜかといえば、
人からの評価というのは
常に移ろいゆくものだからです。
親からでもです。
私たちは、絶対的な存在から
そのことの証明を、確信を
いただく必要があります。
それを「悟り」と呼ぶ人も
「救い」という人もいます。
では、どうしたらそのことを
確信できるのでしょうか？
逆説的に聞こえるかもしれませんが
それは多くの場合、
人を通して知るのです。
私たち人間は
互いへの愛のメッセージを
託されているのです。
しかし人間同士の愛は
決して完全ではありません。
ですから
互いに与え合うためではなく、
完全な愛を思い出させるため
私たちはお互いを必要とするのです。
