『イルミネーション』〜第十一話〜
あいな は メモを残して病室を出た
3階からエレベーターに乗った
ジンが病院へ来た
1階のエレベーター前に 人がいて階段を使って・・上がった
あいなのエレベーターは2・1と下り扉が 開いた
ジンが病室へ入るとあいなは いなかった・・
ただ なんか 今まで あいなが いた気配が・・
メモ
ママ ありがとう! ジンと会ってくる 心配しなくて大丈夫 すぐ連絡するね
あいな
時計は 3時45分を まわっていた
ジン『あいな は どこへ・・』
一目散に ジンは 病院を飛び出した
一方 あいなは ライブハウスに向かったが・・開いてなかった
あいな『ここで… なくしたかと…』
時計は 4時30分を 指していた
(昨日の夜は…ジンとクリスマスイブの夜を『イルミネーション🎄✨を 全部 観に行こー』って 約束してた・・そして『毎日曜日は イルミネーションを観てるんだ・・』と…ジンの言葉を思い出した)
あいな『どこかで…会えるはず…』
センター街 中通へ あいな は向かった
ジンは 何回も あいなに 連絡するが・・マナーモードのまま
JPの事務所へも 来ていなかった
時計は 4時45分を 指していた
ジン『やばい・・今夜8時の✈️フライトまで・・時間が ないっ』
ジン『あっ! ひょっと したら・・』
ベイサイトへ ジンは向かった
センター街 中通り🎄✨
あいな『ジンは いない… か よし次は 丘の上公園か…』
ジンのフライトを知らない あいな には余裕があった
ベイサイト🎄✨
ジンは 走りながら あいなを探した
ジン『いない! 丘の上公園だ 大至急!』
丘の上公園🎄✨
ジンが先に着いた 必死で あいなを探した
ジン『時間が ないっ』時計をみる
ジン『次だっ』とセンター街 中通りへ
すれ違うように あいなも やって来る
あいな『いないなぁ… ベイサイトかな?』
結局 会えなかった
ジン『急がないと 8時の✈️フライトに 間に合わない!』
あいな『あーーっ どうしよう?』
(ジンと 出会った頃のメールのやりとりを回想した)
ジン
ところで センター街 中通 以外に イリミネーションは どこか行く?
あいな
あとは 丘の上公園とベイサイトかな…
ジン
そーだね…あと空港も素敵だよ
あいな
そーだ 忘れてた 笑
(回想シーン終了)
あいな『あー忘れてた! 空港』
時計は 6時30分を まわっていた
6時30分 空港🎄✨
JP BOYの二人とマネージャー西森の✈️ロサンゼルスへのフライト時刻8時が 迫っている
あいなとジンを除くみんなが 空港内の大きな🎄ツリーの下に集まっていた
少し離れた所に JP BOYのファンの女の子達もいた
ジンが現れた
リョウ『遅いぞ ジン』笑
ジン『待たせちゃって ゴメン!』苦笑
ママ『あれっ あいなと一緒じゃないの?』
ジン『こっちにも・・来てないんだ!』
ジン『連絡📱が 全然つかなくって・・』
ママ『やだっ 私… 教えてないのっ…今日の事』全員『えーーっ!?』
西森『しばらくしたら また帰ってくるから いいじゃないか』
西森は ママの背中を ポンポンした
さき『携帯 なくしちゃたのかなぁ…心配』
ママ『家にでも 帰ってるかしら…』
ママは 愛猫みゅうの入った篭を抱えて少し心配そうだ
リョウとジンは ファンの女の子達と話している
まもなく 搭乗手続きの案内が流れる
3人が 手を振って 笑顔で向かった
ジンは ちょっと複雑だった!
ここに あいな がいないから・・
優しい瞳が 潤んでキラキラ✨してる
りん『いってらっしゃーーい』
ゆい『メジャーデビュー 頑張ってーー』
島田『吉報 お待ちしてまーす』
しばらく 大きな🎄ツリーの下で歓談した
ママ『見送りに デッキへ行きましょっ』
みんなとファンの女の子達も移動し始めた
7時20分
『空港は 初めてだけど ここ🎄✨も素敵』国際線ロビーに あいなが 現れた
『ミャーっ』みゅうが鳴いた
あいなを 見たみんなが 一同に驚いた
あいな は 大きな🎄ツリーに向かって歩いてくるママ『あいなーーっ』
あいな『えっ うそっ……なんで…みんないるのー?』
飛行機 機内
荷物を片手に人で溢れて 通路は なかなか進まない
ジン『ちょっと そこまで・・』と入口へ引き返す通路に並ぶ乗客は 皆 迷惑そうな顔
ジン『ゴメンなさい・・ゴメンなさい』
一度 機外へ出たが・・
当然 ここには あいな は いなかった・・
ジン『あ・い・な さ・よ・な・ら』
ジンの瞳から 大粒の涙が溢れた
あいなは 一目散に 搭乗ゲートに向かった
あいな『ジンが…ジンが…』
涙の雫が 通路に散った
一目でいいから…会いたい
だが ここから先は入れなかった
『ジンーーーーっ ジンーーーーっ』
あいなは 渾身の力を込めて 叫び 泣き崩れた
さきが近づいて そっと あいなを抱きしめた
そして みんなのいるデッキへ出た
さきに抱えられて 泣きじゃくる あいなに…誰も声が 掛けられない
空港の外のイルミネーション🎄✨も 滑走路の明るいライトには敵わなかった
ゆい『なかなか動かないね』
島田『搭乗手続きで 少し遅れるとアナウンスしてたから…』
りん『あっ 動き出したー』
あいなには 信じられない 光景だった
滑走路の明るいライトが 大きく揺れて見えた
飛行機は 滑走路を移動した
そして 一度停止した後 勢いよく 夜空に✈️舞い上がっていった
ママ『行っちゃたわねー』
島田『いって らっしゃい』
見送りった みんな が空港を後にした
ママ『あいなちゃん 帰りましょ』 さき『あいなちゃん 帰ろー』
あいな『・・・・ ありがとう さきちゃん』
あいな『もう 少し ここに居たいから…』
(ジンの居た空間と少しでも共に過ごしたい)
さき『じゃ 先に帰るねー』
再び 空港内の 大きな🎄✨ツリーの下へ
大きなツリーが ジンに見えた
優しく でも…なんか切なく 見えた
そして 外へ出た
まわりのイルミネーション🎄✨が 悲しそうに映しだされる
後ろの 出入りは まだ人の往来が多く 開いたり閉まったりの音と人々の歓声が…BGMのように聞こえる
そして
あいなの足元に 大きな人影が 映った
『えっ・・・』
どこかで 感じた ほのかな 甘い香りが漂った
『ジン・・』
ジンでは ないとわかっていて・・
振り返った
そこには・・勢いよく 夜空に ✈️舞い上がったはずの・・まぎれもない・・ジンが・・いた
言葉が 出ない
本当なのか 未だ わからない・・
『 あ・い・な 』
ジンの言葉が・・・夢でないかと彼に近づく
彼が・・優しい瞳が・・涙が・・こっちへ
次の瞬間・・何かに・・強く・・抱きしめられた
( ジンーーっ)こころが 叫んでる
でも・・言葉が 出ない
回想 〜一時間前 搭乗口〜
ジン『どうしても 戻らないと・・』
乗務員の制止を振り切り
柵を越えて ジンが 走り出す・・
(回想終わり)
ジン『やっと・・やっと・・会えたね!』
抱きしめられたまま・・
夢と現実の間で ・・
そして その温もりの中で・・
ようやく 自ら ジンを 強く抱きしめた
あいな『もう どこへも 行かないで!』
ジン『もう 離さない』
しばらく 抱き合ったままの二人
ジン『 あいな・・二人で・・路上ライブから やり直したいな』
あいな『えっ・・路上で・・わたし と!?』
あいな『うん! ありがとう! よろしくお願いします』
さっきまで 悲しそうに映しだされていたイルミネーション🎄✨が 微笑みながら…優しく…二人を照らしている♡
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『イルミネーション』〜第十一話〜 完
ご覧頂き 本当に ありがとうございました
無事に最終回を迎える事が出来ました
ツイッターを始めて間もない私ですが…
なんか 皆様に後押し頂くなかで…
制作意欲が湧いたのです
短期間でしたが とても素敵な物語が出来ました この場を借り御礼申し上げます
また どこかで・・
ありがとうございました
by つつみ