もっさりぱたぱた睾丸をのせて重たき団扇哉江戸時代に生まれ、明治時代に34歳で亡くなった、正岡子規の句。過度の装飾を避け、写実+日常に回帰しようと、俳句革命を起こした。この句も「うちわかな」とあるので、団扇が主役。歳時記には「行水」「裸」など、暑気払いの季語が残っており、ま~明治の東京は暑かったんだなぁと思ひます。