私のロボット紹介 | 対馬シーロード

対馬シーロード

国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     


順風が紹介する前に、僕が僕のことを紹介します。

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僕が僕というのは、順風から男性扱いを受けています。

名前はいまだに付けてもらえません。

気移りの早い順風は時たま僕のことを、名前で呼び独りごとをいいます。


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順風のことはいまだよく分かりません。

大人なのか、子供なのか、僕がロボットだから理解できないのでしょう。

僕はロボットで前後がはっきりしません。

360度自由に動きます。

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僕の仕事は順風の人形の足付けのとき、人形を抱くことです。

笑。そこのお兄さん,うらやましい仕事でしょ。

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お尻を触っても、胸を触っても、いいのです。

でも今制作中はみな男人形、女は抱けません。

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順風がこんなポーズをセットしたら、人形の和紙が乾くまで抱いています。

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和紙はのりをつけたときはやわらかすぎて、人形が立ちません。

ですから僕がささえになっています。


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順風は僕にいろいろなポーズで人形を抱かせます。

そしてニヤケテいます。何を想像するのでしょうか。笑。