生いか | 対馬シーロード

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国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     


今年の対馬はいかが不漁。


この時期はいかが大漁なのですが今年は不漁です。

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久しぶりにたくさんのいかを貰いました。

この種類のいかを対馬の人は「まいか」または「ばかいか」

呼びます。


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いかの内臓を出すとき「いかを割る」「いかを扱う」「いかをさばく」

そんな言い方をします。

かごの中のいかは内臓を出したばかりで、洗ったようにきれいです。

30匹のいかを割るのに10分かかりません。
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内臓で汚れたいか3匹です。

私よりまだ早くきれいにいかを割る人もたくさんいます。

黒すみを出さないで割るひとはベテランです。(笑)

対馬がいか漁で最盛期のころは一日一万匹の製造を実家はしていました。

子供のころいか割競争をみたことがありますが、「すごい」の一言。

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夕方でしたので、倉庫の中に干しました。

明日はお天気がいいと、おいしい一夜干しになるのですが雨の予報です。

このいかは「ヨコワ」釣りの漁師さんにいただきました。

「ヨコワ」マグロの子供の時の呼び名です。

そのマグロの子のヨコワを釣るのに生きたいかがいるのです。

いかをつって船の中に活かしています。

ヨコワは活きたいかがエサです。

それで釣ったヨコワマグロ養殖場が買い取りをします。



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イカのスミ

いかを割るときは「いか割包丁」と呼ばれるものを使います。

イカのスミを料理に使う人もいますが・・・

包丁の上にある小さな袋が いかスミです・・・