30パーセントの顔 | 対馬シーロード

対馬シーロード

国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     



こんにちは暑いですね。お元気ですか。


「ここを通りかかったので寄りました。人形は出来ていますか。」 


「 まあ~。ぼちぼちですが。」


「少し、見せて下さい。」

知り合いの方が寄って行かれました。

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童の顔 6~8才 20パーセント仕上げです。

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横顔の確認です。人間の顔は巾の寸法と奥行は同寸に作ります。

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右と左の肉の付き具合を見ます。

私は右利きですからすぐ右の方が、肉付が多くなります。

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ペーパーをかけました。この状態で30パーセント仕上げです。

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耳や 目 口 鼻 ほほ あご でこ まゆ 全体のバランスを

取りながら、人形の口元には特に気をつけます。

私に声をかけそうな唇にします。

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「冷たいお茶でもお出ししますので、おかけください。」

ここ2~3日対馬は蒸し風呂です。

皆さんに汗かいてるのは見えませんよね。

夏は汗が作品に落ちますので、布はあたりません。

おもに石膏や和紙を貼る作業をします。

顔の細部を仕上げたら石膏の人形の顔に、特注のチリメンの布を貼ります。

それで顔は50パーセント仕上がりです。

そんな人形を300体~1000体創ろうと思う私は間違いのようですが。

暑さのせいではありません。笑~笑。