ウニの口が開く
対馬は4月になると ウニの口開け といいウニを採取して良い許可が
各漁協組合より出ます。

一番のウニの口開けは悪天候で中止になりました。
二番のウニの口開けはお天気も良くて磯に行けました。

一番ウニはウニの はな が細かいのです。
(花のつぼみと思ってください)
二番ウニのはなは、うにの満開のようなものです。
今日くらいから三番ウニが取れはじめます。(はなが開きすぎる)

普通ウニはアルコールつけされますが、対馬の人は塩ウニにします。
これは家庭の味です。ビンに入れて冷凍しておきます。
食べるとき自然解凍して食べます。

対馬の人が一番食べる食べ方は 炊き立てのご飯の上にウニをのせて
食べます。切り海苔をのせる人もあります。
特産品で出回るのはほとんどがアルコール漬けです。
こんな塩つけのウニは個人に注文しないと手に入りません。
私は時々思うことが、対馬の美味しいものは漁師さんが一番知っていて
本当の美味しさを、対馬の人は島外の方に出していません。
対馬で関係のある方すみません。=こんなことを言ってすみませんが。
先日東京の方から来られた方の話しです。
「飛行機の一便で対馬について、下対馬を観光して2時に厳原にきて対馬で
食事をするところがありませんでした。2時で昼食終わりですと言われ
スーパーで弁当を買いました。
そしてその日の最終で長崎にいき泊まります。
対馬に宿がありませんでした。対馬は観光地ではありません。」
対馬が日本人相手のおもてなしの心で観光客を呼ぶには
まだ遠い話のようです。