対馬の塩うに | 対馬シーロード

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国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     



晴れ晴れ晴れ



ウニの口が開く

対馬は4月になると ウニの口開け といいウニを採取して良い許可が

各漁協組合より出ます。

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一番のウニの口開けは悪天候で中止になりました。

二番のウニの口開けはお天気も良くて磯に行けました。

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一番ウニはウニの はな が細かいのです。
(花のつぼみと思ってください)

二番ウニのはなは、うにの満開のようなものです。

今日くらいから三番ウニが取れはじめます。(はなが開きすぎる)

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普通ウニはアルコールつけされますが、対馬の人は塩ウニにします。

これは家庭の味です。ビンに入れて冷凍しておきます。

食べるとき自然解凍して食べます。

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対馬の人が一番食べる食べ方は 炊き立てのご飯の上にウニをのせて

食べます。切り海苔をのせる人もあります。

特産品で出回るのはほとんどがアルコール漬けです。

こんな塩つけのウニは個人に注文しないと手に入りません。



私は時々思うことが、対馬の美味しいものは漁師さんが一番知っていて

本当の美味しさを、対馬の人は島外の方に出していません。

対馬で関係のある方すみません。=こんなことを言ってすみませんが。

先日東京の方から来られた方の話しです。

「飛行機の一便で対馬について、下対馬を観光して2時に厳原にきて対馬で
食事をするところがありませんでした。2時で昼食終わりですと言われ
スーパーで弁当を買いました。
そしてその日の最終で長崎にいき泊まります。
対馬に宿がありませんでした。対馬は観光地ではありません。」


対馬が日本人相手のおもてなしの心で観光客を呼ぶには

まだ遠い話のようです。