翼をもらう
「どんな鳥だって 想像力より高く飛ぶことはできないだろう」
寺山 修司 (歌人)
この言葉に憧れて想像力をいただきました。
鳥より高く自由自在に、不思議な世界を飛んでみたいのです。
翼をもらった私は空にも、海にも、山にも一瞬にいけます。
そして想像するところどこでも行き、何にでもなれるのです。
このページはそんな想像と自由自在なことを書いていきます。


私は融通がきかない人間だと自分の事を思っています。
そして気が小さくて臆病で、一瞬とても落ち込みます。
ですから私の周りには、自分を支える言葉をたくさん貼っています。
言葉の姿はありませんが私には、強い影響力があります。
好きな言葉は私を まりのように弾ませてくれます。
初老
今私の立っている前に道はない。
断崖の淵に立ち一歩踏み出すこともできない。
特急列車のように走ってきた自分が愛おしい。
今そういう自分を微笑んでいる。
もう今から走らなくていいと言いながら。
そして私の後ろにも道はない。
歩いた後の道は思い出に続けばいいのだ。
反省はするが後悔をしない生き方が好きだ。
だからいつも懸命に生きてきた。
もう今から走らなくていいと言いながら。
しかし私の前に未知がある。
青春の詩のような新しい私と出会う。
老眼鏡をかけて見えてくる人生がある。
人生の不思議に出会いながら
また歩き始める私の道は私の前にしかない。
鴻風安の詩集より。