亀の甲より年の功 | 対馬シーロード

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国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     

晴れ晴れ晴れ



老人力

私がつかれたときに、歌う歌です。

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すみません。今気がつきました。

一番のロマンチックな王様が大様になっています。

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自分の周りに私は好きな言葉や、必要な言葉をよく貼ります。

清濁は私が人間の幅が無いころの、30年前くらいのものです。

言葉は本に書いてあったものです。


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階段の壁に貼っている言葉です。

板に紙を貼りその時々に自分に言い聞かせた言葉です。

毎朝おきてすぐこの階段を、とても疲れた顔をして下におります。

この時何もいらない、すべてを破棄してもいいような最低の私がいます。

まだ眠りから覚めていないのですが、さわやかな朝を知りません。

疲れが取れてない状態です。


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板に貼られている言葉は私が挫折し、落ち込んでいるとき、

私を救ってくれた言葉ですから、その時々のことがこれを見ると

思い出されます。

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これを見ると苦しい時や、つらい時を思い出していましたが

今は たいして感じません、鈍くなったのか、

そんなものだとあきらめたのか。

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この額の中の言葉も自分の気を高めるためのものと、自滅の①~⑤は私に

当てはまる言葉です。



60才も半ばを過ぎると自分も老人の仲間入りを、最近感じます。

自覚は無いのですが同年の友達を見るとそう思います。

同窓会の案内が もう先がありませんとか、

後がありませんと言う文面できます。

でも老人力の言葉どうりまだ力があるとしたら、

それは発揮していきたい私です。私の力?それは何もありません。

でも少しだけ、ほんの少しだけ、亀の甲より年の功 

と言うものがあります。


仕事柄 人と接することが多いので、相談に似た話をよく持ち込まれます。
私は人生について勉強や哲学書を読んだわけでもなく、ただ私の生きてきた
人生の失敗や希望を話します。そして相手の話を聞きます。
「人は誰でも心に人に言えない荷物を持っています。」
私も含めてその荷物の置き場を手探りで探しているのです。

話せば荷物が軽くなります。笑ったらまた少し軽くなります。

見栄や虚栄心を脱いだらさらに軽くなります。

そんなことを思いながら年甲斐もない自分を、最近は可愛いと思いながら

中身は若いままで、また歩き始めます。

会話しながら、実は私が私の声を聞いて励まされているのです。