TSURUTA PIANO -4ページ目

巨匠ポリーニと巨匠アルゲリッチ

先日 生徒のレッスンが無かった日の夜に

近所の本屋さんを覗きに行きました。

音楽コーナーには

 

ジャーン 音楽の友!

 
ポリーニ特集があるということで
速攻買いました。
 
特集の冒頭のページには
マルタ・アルゲリッチが書いた
追悼文が載っていました。
 
巨匠ピアニストが書いた、
尊敬する巨匠ピアニストへの
追悼の文章には
アルゲリッチだからこそ
感じ取れた
ポリーニの
芸術活動とピアノ演奏についての
深い内容が
書かれていました。
 
アルゲリッチはポリーニが亡くなった
3月23日のおよそ一週間後に、
以前より体調を崩していた
ポリーニの代わりに
4月1日にコンサートの出演を予定していたと
追悼文に書かれていました。
 
この追悼文は3月30日に書かれていて
文の最後は
「期せず追悼になってしまいましたが
彼を思い、心を込めて演奏したいと思っています。」
と書かれていました。
 
なんて
アルゲリッチは優しく雄大な巨匠なんだろうと
思いました。
この雑誌はずっと手元に置き、
大事に大事に繰り返し読みたいと思います。
 
ご興味のある方は
音楽の友2024年5月号(音楽之友社)
を是非御覧ください。