診断のあと、先生から詳しく話を聞きました。
「今は内服薬で血糖値を管理しましょう。
運動療法や食事療法は、今は無理にやらなくて大丈夫です。
ただ、甘いジュースだけは飲まないようにしてください。」
甘い飲み物が大好きな私にとって、この指示は正直つらいものでした。
でも、将来の自分の健康を考えたとき、本気で取り組まなければならないことだと、覚悟が決まりました。
そして、もうひとつ心配だったこと——彼氏にどう伝えるかです。
「糖尿病になったことを知ったら、惹かれなくなったり、別れを言われたりするのでは」と不安がよぎりました。
その夜、勇気を出して電話で伝えました。
すると、彼はこう言ってくれました。
「これからの人生も一緒にいたいから、一緒にがんばろう」
その言葉を聞いたとき、胸がいっぱいになりました。
本当に、本当にうれしかった。
彼氏のためにも、そして自分自身が長く健康に生きるためにも、
病気と向き合う決心が、強くつきました。