豊後街道⑥「道の駅波野〜久住宿」


前日の記録


一泊すると、睡眠時間が確保出来て、朝もゆっくりなのが有難い。

連チャンで歩くのは、月末から歩く「日光街道・奥州街道」に出掛ける為の慣らしでもある。


前日のスタート地点が、今日のゴールになるので、まず久住宿に向かいデポして、スタート地点の道の駅波野に行く。

霧雨だ!

57号線を少し歩くと、豊後街道左折の案内板。入って行くと、いかにも旧街道の雰囲気の道になる。

途中、「十五里塚」がある。って事は、十四里塚を見落としたのか😩?


出口に、「へき谷の道標」。

「左 ならきの、なんこう」、「前 熊本・鶴崎道」と刻まれている。


舗装路から左に逸れて石畳のある方向へ歩く。

薄暗く、苔むした弁天坂の石畳は、すこぶる雰囲気がいいナァ〜。

丁度、草刈りをされていた業者さんが、人が歩いて来たから驚かれていた。

ここ「弁天坂の石畳」と「境の松石畳」は、国指定史跡に指定され、坂本龍馬や勝海舟も歩いた豊後街道に思いを馳せるに充分な名残りである。



続いて「境の松石畳」。

ゾクゾクする程苔むした石畳だわ🙄


境の松石畳を抜けると、急に明るい台地が広がる。

小雨振る中、立木の下に腰を下ろし食べ物と水分を補給した。

今日は、道が入り組んでいて、旧街道を歩いている満足度は高い。

ぐんぐん下り、足手洗神社を過ぎ人里の中に石橋越しに「米賀の滝」が見えた。

続いて「光照寺」。

光照寺は、真宗大谷派で、ママの卒業した大谷中高短大の宗派でもある。

しばし、お堂の軒先で雨宿り休憩をさせて貰った。


いよいよゴールも近くなって来たが、なんとも珍しい石組みの土蔵に出会した。

入り組んだ迫田の縁を辿る様に歩くと、駐車した131号線に出る。

ママ車の後を追いかけて、高千穂にぬけたが、延岡までの間、ひどい土砂降りとなった😖

日向で夕食、そこからまた耳川付近で土砂降りとなり、長時間運転に加えて神経の擦り減る帰路となった。


GPS計測 14.7km  累計標高差+294m  -482m

万歩計 16.6km  25,312歩


その⑦へ続く