軽井沢駅近くのホテルは、粋な計らいでツインルームに泊まれた。

疲れ果て、夕食の買い物もままならない立地で、駅内で弁当を買った。

バタンキューだったが、そのベッドで熟睡し、目覚め良い朝を迎えた。

朝風呂にも入り、新幹線ホーム🚄へと早めに行く。



新幹線にもスマホのPASMOで入り、すこぶる快適。自由席も空いていてゆっくり座った。

9日かけた私たちの旅の距離を、新幹線は1時間で走った。


上野に着き、京成電鉄へ向かう途中「アメヤ横丁」があった。

大学受験で10日滞在した時、アメ横に2度来た。ふらっとしてオイルライターを買い、パチンコした記憶がある。どうでもいい記憶だが、新大久保の登山用品店でツェルトを買った記憶もある。


京成電鉄の構内のパン屋さんでモーニングを食べ、1時間ぐらいウロウロしてみる事にした。

「上野東照宮」に寄る。重要文化財。

徳川家康、吉宗、慶喜を祭神てしている。

貫禄といい、醸す雰囲気が凄い。


五重塔は、動物園内にある。


金色殿


神楽殿


上野動物園

開演前の列を見ることが出来た?


不忍池で記念撮影

ちっとも痩せてない二人。

なんなんだ?


帰りは、京成電鉄で成田空港に向かい、早々と登場手続きをする。

昼食をと考えていたが、カレーと蕎麦ぐらいしか無いので、私が蕎麦、ママがカレーを食べる。期待外れはなはだしく、昼食悲し。


悲しい事は連鎖するものだ!

機内に座ったまま、13:05発の予定だったが、雷雨となり、16:20にようやく離陸。飛行時間と合計すると5時間飛行機内にいた。

海外旅行みたいだ!そんな事あるか!!


厚い雲を抜けると晴れている。


18時、ようやく宮崎に着陸した。


10日間休みを取った。定年しアルバイト待遇になったんだから当然だが、32年が経ち初めての事だ!まだまだ現役で働ける!言われるのは嬉しい。

それも考えた。定年無くいつまでも働いていい環境も提案して貰った。感謝しかない。

でも、勝手な我を通し定年を勝手に選んだ。

中山道を歩く事に、それを代償にする程の重みは無い。

「歩き旅」‥‥‥そんな豊かな時間空間に浸りたくなり我慢出来なくなった。自分の足で歩くと言う生命感、歩けるのか?自分を試し、知らない自分を感じてみたいからだ。


すでに両親はいない。人はいつかは動けなくなる。いつかは必ず死ぬものだ。仕方ない事であり、事後納得せねばならない時「運命」などと言う言葉の力を借りる。


沢山の疑問や、心の整理、葛藤、そしてこれからを考える時間になるだろう!と予測していた。


な〜んのなんの、足の痛さ、毎日の距離、日陰の有難さ、吹く風の気持ち良さ、衣類の洗濯、そんな事を考えていた。


第二段、「軽井沢〜」、秋、計画を楽しむぞ!旅は、まだ1/3も終わってないんだ!