いよいよ通常国会も会期末を迎えました。
石原環境大臣の発言問題もあって現在も国会は空転していて、いつ始まっていつ終わるのか、全く出口が見えないところです。

さて、そんななーんも予定のない1日の中で、今日は一点ご報告。
“政府登録国際観光旅館”ってご存じですか??訪日外国人が安心して宿泊できるように定められた一定の要件を満たした旅館やホテルのことで、観光庁長官が認定を行います(旅館などでよく「政府登録」と表記されています)。

この認定要件の一つに「食堂で洋食の朝食が提供できること」というものが省令で定められており、時代にそぐわないなど、批判の声が上がっていました。
「国際」と銘打つからにはコーヒーを出せるように、と昔の人は考えたと言うのですが、これを国がわざわざ決めている、となると微笑ましいと笑ってはおられません。

私が国土交通副大臣時代、テレビ番組に出演した際にお約束した通り、本日晴れてこの要件を廃止することが正式に決まったと連絡があったのです。
たったこれだけの省令を変えるのにこんなにも時間がかかるとは正直驚きでしたが、指示通り動いてくれた役所のみなさんには、とりあえず労いの言葉をかけておきたいと思います。

他にも、制定当時は合理的な理由があって定められた規制で、時代や世の中が変わる中で実情にあわなくなっているものも根こそぎ変えてもらうように指示していますから、この際皆さんからもご指摘をいただければと思います。

さて、国会いつやるんかなぁ。