RedWing Irishsetter 8175 丸洗い(後編) | MIURA-SHONAN FISHING DIARY
後編を書くことができました(笑)



まずは洗う前に固く絞ったタオルで水拭きして、ステインリムーバーで目立った汚れを拭いて、、、

インソールは結構キレイ。


この時点でだいぶキレイにはなりましたが、意を決してレクソルのクリーナーを希釈したぬるま湯にドボン!

ブーツが浮いてくるので、500mlのペットボトルに水を入れて重石に。

バケツに入らなかったのでバッカン使いました(笑)



ムラにならないように、2時間浸け置きして水分をしっかり浸透させ、汚れを浮かせたところで、クリーナーの原液をスポンジに付けてゴシゴシ。ウェルトやアイレットなど細かいところは歯ブラシで。


細部の洗いは結構重要。
今回はストームウェルトと言うこともあったせいか、溝に少し洗い残しがあったので次回の課題ですね。。。




内側まで念入りに洗って一丁上がり。
水を含んで大分色が濃くなりました。

大分赤くなりました。この時点では元に戻るのかかなり不安。。。

丸洗いに使った水はネットで見ていた程には汚れませんでした。



数時間おきに乾燥したタオルを交換し、あらかた水気が切れたところでブーツ用のシューツリーで形を整えて陰干しへ。



その日の夜。


色は元に戻りました。


外側はすでに乾きだしたので、半乾きのうちにレクソルのコンディショナーで一回目のオイル注入。内側には乾燥中のカビの発生を予防するためにモールドクリーナーを噴霧。

ポーテージらしい赤身が際立ち大分綺麗になりました。この時点ではまだインソールは乾ききっていません。


人肌と同じで、完全に乾燥する前にオイルで水分を閉じ込めるのが重要らしいのですが、かなり乾燥していたのか、翌日様子を見るとまた表面がカサついています。再びレクソルを使いましたが、なかなか硬さが改善しないので、、、

内側からデリケートクリーム、外側から粘度のある純正オールナチュラルレザーコンディショナーでケアしてみました。

レザーに水分を補給しつつ、オイルでそれを閉じ込めるイメージですね。


上手く行った?
のか、カサつき感が解消し、フルグレインレザーらしい、触るとしっとりした革質に。


その後は天気の良い日はベランダで陰干し、雨模様の日は換気した浴室や、風通しの良いポーチへと甲斐甲斐しくお世話して、一週間ほどで内側も完全に乾きました。

どぶ漬けでコルク層まで水分が入っているはずなので、さらに3日ほど乾燥期間(計10日間)を取り、一応インソールをステインリムーバーで拭いて、モールドクリーナーとデリケートクリームで内側を仕上げ。

内側も確り洗いましたが、乾燥中に染料を含んだ水分が浮き出したようで、インソールを拭いたウェスが結構赤くなったので、この工程は欠かさない方が良さそう。


最後に化繊ブラシで仕上げのブラッシングをして終了です。





じゃん♪


良くないですか!?


まだ少し硬さが残っているのと、左足のアッパーに雨染み?みたいなのが残りましたが、許容範囲でしょう。

今回はかなり油分が抜けていたので、半乾きで使ったオイルはレクソルよりもう少し粘度のあるものでも良かったかも。この辺はブーツの状態を見ながら判断する感じですかね。


90年代に青春を過ごした方、眠っているレッドウィングないですか? (笑)