レザーベゼルセッティング(LeatherBezelSetting)のDa Yama templeこと、つりかめです。

さて、前回の続きですが、素材を決めるよりも、革を切ったり縫ったりするよりも、何を作るか決めることに1番時間を使います。一口にバッグと言ってもどんな形でどんな構造にするのか決めなければなりません。0から。
ネットでいろんなバッグを見て、知識をどんどん貯めます。このシルエットがいいとか、このバッグのここがいいとか。使い勝手が良さそうとか、ここの縫製がいいとか。後に貯めた知識を使って、自分の形に落とすのです。貯めた知識は、平らな革を形にするためのツールになります。知識はイメージを形にするツールで、いわば自由のための鍵となると思っています。偉そうなことを言っていますが、私は下手くそです。笑
そして、こんなバッグにしたいというイメージをノートに描いて、仕事中も犬の散歩中も頭の中でイメージを展開し組み立てを何度も繰り返して、またノートに描いて、徐々に形になっていきます。最初のイメージがどんどん変化していきます。完成イメージと展開図の整合性が取れて、納得できてようやく作業に移れます。
私は仕事で革をいじっているわけではないので、イメージの固定に1ヶ月以上かかることは珍しくありません。


A4の床革4枚なので、縫い合わせが特徴になることは初期にわかっていたので、ここは迷いがなかったと言えば嘘になるけど、1番最初にイメージが固まったのはこれです。

作業が始まってしまえば、あとは切ったり縫ったりするだけなので、早いです。





鉄釘のリベットを思いついたばかりだったので、どうしてもやりたくて、それもこのバッグの顔になるようにデザインしました。







で、まあ、工程とかないんで、出来上がりです。笑


作っても私が使う予定はなかったので、妻に妻のために作ったと言って渡しました。妻には超高級な革(の床材の端切れ)と伝えてあります。笑


ちなみに、床革以外が全部高いから、普通に革のバッグ買った方が安いです。笑


いい感じになったと思う反面、作った後は毎回、次はもっといいのができると思ってしまうんですよね。同じものは基本的につくらないんですけどね。