さてシャワーも浴びたところで、列車に乗るのにちょうどよい時間となりました。只今の時刻は朝の7時前後。
最初の目的地ドイツ南東部のミュンヘンを目指してICEことドイツの高速鉄道に乗車します。今回の旅はほとんどレンタカーでまわっているのですが、最初のフランクフルト→ミュンヘンだけは鉄道の旅を楽しもうという趣向です🚄
ICEのチケットは日本で発券済で手元にあります。と言っても家のプリンターでQRコード入りのA4を打ち出しただけですが。便利なものですね。
ドイツ鉄道DBのフランクフルト空港駅は空港直結ですので、まずは空港から連絡通路を歩いて駅に向かいます!
すぐに駅に到着。写真でエスカレーター、階段があるところを下に降りるとプラットホームです。ヨーロッパの鉄道に多い形式で駅内と駅外を仕切る改札は特にありません。
引き続いてプラットホームに進入。
空港駅なので天井の高いオシャレ造りになってますがホームの造作自体は至ってフツーであります。ホームドアは付いてないですね。
我々の乗る列車を時刻表でチェックします。
たしかこの7:36のミュンヘン行きに乗ったはずです。(もはや記憶あやふやですが…)そうこうしてる間に列車が到着です。
わたしは海外の鉄道は詳しくないんですが(といって日本の鉄道に詳しいわけでもないですが…)見た目結構新しいタイプの車両なんでしょうかね。先頭車両も客室になってるので機関車タイプではなく電車タイプで、これはICEの新しい方の車両だった気が…。
空港からの乗継客でこの列車かなり混んでました。わたしたち含め外国人も多いはずで、乗り慣れてないため車両に乗り込んでからも自分の座席目指して大荷物抱えて列車内を移動し、車内がカオス状態です😰床に座る方々も多数…。
我々はせっかくなら広い席にしようと一等車を予約していたため一等車に移動し、ようやく席に落ち着きました。ふぅ。
(動画からのスクショです)
上の写真はどこの場面かわかりませんが席に落ち着き出発。一等車は2+1の座席配置。座席は大きいですが、リクライニングと方向転換はしないタイプです。この辺の割切はヨーロッパらしいのですかね。後ろ向きに流れる風景にも次第に慣れていきます。
さてミュンヘン着は11:08ということで約3時間半の列車旅です。フランクフルト→ミュンヘンが約400km、東京→新大阪駅の東海道新幹線が500km超で2時間半なので新幹線と比べると平均速度はちょっと遅いですね。日本の新幹線が全線新規建設に対してICEは新規建設の高速新線は一部で在来線を走るところも多いのが一因でしょうか。
良し悪しあってどちらが優れている!と一概に決められるものではないですが、今回乗っていて、高速新線に入る度にグイーンっ!と一気に加速していくのが大変気持ち良かったです。
途中アウトバーンとの並走なども楽しみつつ(いくら車が200km/h近くで走ろうとICEが軽々と抜いていきます!)、そろそろ小腹が空いたので食堂車を試してみるかと食堂車車両にやって参りました。
カウンターで頼んでるのはわたしです。食堂車のテーブルはコーヒー一杯程度で粘っている人たちに占拠されていたので料理のテイクアウトにすることに。
サラダと暖かい飲み物、それにバーガー🍔類を注文し自席に持ち帰りました。もぐもぐしながら車窓を楽しみます。
車掌さんが、DB印の入ったチョコレートを配ってくれるサービスも。一等車の特典なんでしょうか。
さて、そんなこんなしているうちにミュンヘン駅に到着です。実はICEの車内がかなり冷えていてわたくし、この時点がかなりグスングスンと鼻が止まらない状況になっておりました。旅の最初に体調を崩すのはわたくしの悪い癖です…。(その後ミュンヘンで一晩休んだらなんとか回復)
さて次回はミュンヘン駅でのレンタカー受取、宿にチェックインとミュンヘン市内観光の様子をお送りします。お付き合い頂きありがとうございました😊