毎年この時期に、わが経済学部は、「ベトナム外国貿易大学(FTU)」から2週間ほどだが、短期留学生を受け入れている。
今年も、15名の学生と教員1名を迎えて日本文化体験のお世話をわが同窓会がすることとなった。
昨年好評だった「華道」と、昨年は今一だった「茶道」に代えて、今年は「書道」に変更した。
華道は、昨年と同様に、同窓会員の奥様にお願いし、今年も大好評でした。
華道は、余分な枝葉を切り落としていく、いわば「引き算の文化」だが、彼らは楽しみながらも、指導をまじめに聞き、一生懸命でした。作品はスマホで撮影し、すぐに母国の友人らにSNS発信していました。
書道は、学生の書道サークルに講師を依頼し、筆ペンを使い「暑中見舞い」を書くという企画であった。練習段階では、漢字の書き順も指導したが、初回は守れても、やはり2回目以降はばらばらである。そして、いよいよ「ひまわり」、「西瓜」、「風鈴にかき氷」のイラスト入りのハガキ1枚を選び、清書である。しかし、彼らの好奇心は極めて強く、全員が真剣に取り組み、最後にイラストに色を付けて完成。筆ペンはお土産に渡すことにし、全員が大満足の企画となりました。
そして、11月にはこちらの学生20数名が、FTUを訪問する予定である。