7/12/22(火)

Tinto ¥1,408 ワイズマート/スマイル

 

この日の夕食のメインは豚肩ロースの冷しゃぶ。

 

 

ワインは、Twitterで美味しいと絶賛している方がいたので、買ってみたコノスルのレセルヴァ エスペシャル ピノノワール。

 

コノスルのピノノワールは、ロゼを3年前に飲んだ他、

 

 

赤は13年前にConversionという有機栽培への転換中の畑の葡萄からのキュヴェを飲んで以来。

 

 

 

色は中程度の濃さの鮮やかなルビーレッド、赤みの強い色合い、エッジに微かに煉瓦色を感じます。グラスの底は余裕で見えます。

 

グラスからは、焼けたゴム、ドライフィグ、過熟気味の赤と黒の果実香、ブラックチェリーの果皮。

 

口にすると、仄かな甘み、中程度からやや強めの酸、やや強めの苦味、厚みのある味わい、重心の低い味わい、軽めのタンニンの収斂味、アルコールの高さ、舌をピリリと刺激するアルコールの辛み

 

めっちゃ濃い、如何にも新世界的なピノノワール、2杯でお腹いっぱい。

 

ブルゴーニュ赤だと、豚冷しゃぶで、ごまだれをつけた肉にも、ポン酢をつけた野菜にも対応できるのですが、こちらのワインだと、ごまだれ肉一択。もっと力強い肉料理の方が合いそう。

 

そうか、ブルゴーニュのピノノワールとは別物なので、そう言うつもりで合わせる料理を選べば良いんだ。

 

中1日空けて3日目です。

 

この日の夕食のメインは豚ロースかつ。

 

トリュフ塩、またはとんかつソース+辛子で食べました。

 

豚しゃぶにはやや強すぎる印象でしたが、とんかつなら大丈夫なはず。

 

 

この日はジャンシスグラスの登板2日目。ジャンシスグラス(右)とブルゴーニュグラス(左)の比較試飲。

 

酸は、ブルゴーニュグラスの方がまろやか、

 

ジャンシスだとグラスの上部の壁に丸みがなくストレートで、真っ直ぐ舌の上に勢いよくワインが流れ込むので、唾液で希釈されることもなく、酸を強く感じるのだと思います。

 

香りは、ブルゴーニュグラスの方が、ワインの液面の面積が広い分、ジャンシスグラスよりも、ややボリュームが大きい印象がありましたが、ジャンシスでもブルゴーニュでも、嗅ぎ取れる香の成分は変わらないように思いました。

 

さて、とんかつとコノスル レゼルヴァ エスペシャル  ピノノワールとの相性ですが、予想通りとても良いペアリングとなりました。

 

甘苦系のスパイス香があり、甘みも酸もしっかりとあるので、トリュフ塩をつけたとんかつだけではなく、トンカツソースをつけた場合にも問題無く、良く合います。

 

3日目のこの日でも、ピリリとした辛みと強めの樽の香味、ジワーッと舌を締めるやや強めのタンニンの収斂味を感じて、初日よりも却って良いかも。