3/13/22(日)
赤 ¥2,130 GI 山梨 ワインショッピング
この日の夕食のメインは、牛バラ肉を使ったプルコギ。
ワインは、いつもはローヌ系を合わせますが、今その手のワインの在庫がほとんどないので、敷島醸造の甲斐ノワールを選んでみました。
甲斐ノワールはブラッククィーンにカベルネ・ソーヴィニヨンを交配して作られた品種です。
甲斐ノワールのワインは、4年前にグランポレールのものを
7年前にグレイスのものを
飲んでいます。
色は濃いめのガーネット、エッジは紅に染まります。グラスの底はギリギリのところで見えません。
グラスからは、ほんのり青いハーブ香、黒と赤のベリー香、枯れ葉、酸を連想する赤系果実、赤いチェリー。
口にすると、少々の果実の甘み、中程度からやや強めの酸、なめらかな口当たり、しっかりとした果実の旨み、軽めの苦味と軽めのタンニンの収斂味、時々ふと感じる樽の香味。
グランポレールやグレイスの甲斐ノワールを飲んだ時には、フォクシーフレーヴァーを感じましたが、今回の敷島醸造のものは、その手の香りは感じられず、代わりにカベルネ系の青い香りを感じました。
時々感じる樽の香味が嫌味な感じがありますが、牛バラのプルコギとの相性は良好でした。
先日の塩山洋酒のザルツベルグ甲州といい、この敷島醸造の甲斐ノワールといい、日本のワイナリーは樽をしっかりと感知させるように使ってしまう点で、まだまだだなあと思いました。
中2日開けての4日目。
この日の夕食のメインは、鶏の雉焼き。
レシピは味の素こちらを採用。
下味は酒、しょうゆではなく、塩と白胡椒。
焼きネギと焼き椎茸、ほうれん草を添えて。
うっかり、七味を降る前に写真を撮ってしまいました。」
ワインは、4日前に開けた塩山洋酒のザルツベルク甲州と
3日前に開けた敷島醸造の甲斐ノワール。
甲斐ノワール、少しはヴィティスラブラスカ系統の香が出てくるかなと期待して、醤油と砂糖を使った料理にしてみたのですが、カベルネの青い香が支配的で変わりませんでした。
甲州だと、鶏の雉焼きの濃い味付けには薄すぎる感じでした。
この日のペアリングは不発に終わりました。