9/10/20(木)

Petillant ¥3,850  アフリカー/ハミングバード

 

この日の夕食のメインはポークピカタ。

ワインは、南アフリカのシュナンブランから造られたペティアンを合わせてみました。

古木のシュナンブランで、お値段をペティアンとしてはいいお値段がしますので、期待が高まります。

 

栓は、通常のDIAMの栓。針金で止めてあるスパークリング用の栓ではありません。

ガス圧はかなり低めなことが予想されます。

ソムリエナイフで栓を抜くと、シュッと軽い音がして抜けました。

瓶の口のリムも通常のワインの瓶の形のため、スパークリング用のストッパーをつけることができません。仕方なく、瓶口に刺す部分がゴム製になっているストッパーを使いました。

色は濃いめのイエロー、底から時々立ち昇るかなり控えめな泡。

 

グラスからは、オイリーさのある硬いミネラル香、ハーブ香、ほのかな黄色い花と黄色い果実香、黄色い林檎、

 

口にすると、ピリッとした辛味、ギュッと口腔壁を締めるポリフェノール、中程度からやや強めの酸、ほのかな甘み、控えめながら舌の上でクリーミーに弾ける泡、厚みのあるミネラル溢れる味わい。ある瞬間、レトロネーザルな黄色い花の蜜の香味を強くかんじました。

 

かなりドライですが、厚みがあります。

ワインとして、とても硬質で、非常に高いポテンシャルを感じますが、ペティアンという微発泡のため、CO2によりワインが還元的に保たれているためか、香りがかなり閉じた印象です。

 

泡が抜けた翌日に開いてくれることを期待です。