スタイリスティックスのビルボード最終日に行く。
とにかくヒット曲の数々で飽きている暇がない。
今夜はファルセットのEVAN BROWNは絶好調で
特にヴォイスコントロールが抜群であった。
一日2ステージ、4日間すぎての状態ですから
やはり喉が強い。
オリジナルメンバーのエアリオン・ラブも
ハ-バート・ムレルもあの年齢で達者である。
歌いながらのステップも衰えを魅せない。
そもそも、ソウルはああでなくてはならない。
もうロマンティックでセクシーで・・・
もちろん、歌っているのはオヤジではあるが
素敵なんだからしょうがない。

見に来ていたお客様の中に何故か若い女性が
チラホラといて、メンバーもついつい目で追って
いる。きっとそこいら辺が若いのかな?
不思議だったのは何故、オールドタイマーの
コンサートに若い女性達がと不思議に思い
聞いてみたところヒップホップの音ネタに
なっていることから興味があったという。
女性達も楽しんでいたようで、やはり本場の
エンターテイメントは文句なしに優れている。

終了後、楽屋を訪れ旧交を温める。
いつも黒人達と一緒にいると、同じ部族だと
感じる。向こうもそう思っている節があって
お互いに居心地が良いように思える。
今回は僕の新作CDを渡す事もできて
素敵なクリスマスが過ぎていった。

音楽は偉大なり、但し能力のないパフォーマーは
意味なんかないのだと知って欲しい。