「歳をとる」とか「老い」とかを意識するようになってくること自体が、「老い」だったりする。
少しでも抵抗したい気持ちができてくるのが、 もうすでに「老い」があるわけで。
「アンチエイジング」っていう言葉に反応するようになってくるのも、
カタカナで言ってかっこよく聞こえても、
やっぱりそこには「老い」が始まっている。
30代までは子育てに忙しくて、
40代半ばで手が離れる頃に気になりだした「老い」
鼻が低いだの、目が小さいだの悩んでいたことが、そんなことより肌のハリや艶だったりに変わっている。
当然
鼻は高くなってないし、目だって小さいままなのに、そんなことは全く気にならなくなってくる
「老い」というものに対する恐れ(笑)
生命力がそのままその人の「艶」のように
その人を輝かす魅力にもなる50代のような気がする。
恐れがあるからか?
他の誰かと比べて、自分はまだまだイケテイルという勘違い、
いや
ポジティブ思考を見に纏う年代だったりする。
他の人のイケテイナイところを見つけて、
それに比べてイケテイル自分で安心していたりする。
例えば昨日の社長さんに会った時のこと、
遠目に見てもツヤツヤのお顔で透明感があって、シワも目の周り程度で本当に少ない方だった。
70代とは思えず、お顔だけを見たら60歳くらいに、見える。
別れてから60くらいにしか見えないねと話すと、それを聞いたA子さんが
「えっ?それじゃ私と一緒じゃない。」
あ、A子さんは60歳だったなと思い出す。
彼女は社長さんを見てもそうは思わなかったんだなと思いつつ、
言葉の端々に私ほど若々しくないよってメッセージが入っているように感じた。
いえいえ、あなたよりかなり艶艶で綺麗ですけど(笑)
またある時、B子さんの話。
同級生に気に入っている化粧品を勧めたら、
「B子さんが綺麗になったらね。」
って言われて、
「まるで綺麗じゃないみたいじゃない!」
って憤慨していた。
目鼻立がはっきりしているB子さんは、若い頃は綺麗だと言われてきたんだろうなと思うわけ。
でも、ある時
友人が「私達は同じ年代の人に比べたら若々しいじゃない。」って言う。
この「私達」って言葉に反応している自分に笑える。
どこかで、『あなたより若々しいんですけど私』って気持ちが湧いてきたのだ。
苦笑いしながら、彼女の話を聞く(笑)
「老化」が気になる年頃から、
周りの自分よりイケテイナイところを無意識に探して、
イケテイル自分を認識している。
こんな年代だから、
「若々しいわね。」「綺麗ね」って褒め言葉が嬉しい年代だなと思う。
気をつけたいのは、
「若々しいわね。」って褒めてくれている相手は、私ほどではないわよって気持ちが潜んでいたりすること。
気をつけたい複雑な乙女心。
あ、乙女って言ったらいかん年代かな(笑)