A9Out/麓
<時刻14:32/スプリット23時間32分/187位>
~A10In/本栖湖
  <時刻18:19/スプリット27時間19分/170位>
(区間距離15.3km)

 
ここから7kmくらいはほぼ平坦な道です。ここは走れる区間ですが、ずっと歩き通しでした。これじゃいけないですね~。でも吐き気もしてきてとても走れる状態ではありませんでした。
 
富士山は雲に隠れてしまってます。残念!
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登山口から端足峠を経て竜ヶ岳を目指します。前回と違って下から登らなければならないので、気が遠くなります。それでも前へ進まないとゴールできません。一歩一歩確実に進めばゴールにたどり着くはずです。

富士山が顔を見せてくれました!山頂はもうすぐです。
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竜ヶ岳山頂。ここにはアドベンチャーレーサーの田中正人さんがスタッフとしていました。普段なら記念撮影をお願いするところですが、そんな元気もなく・・・・・
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ここからの下りは・・・・・もちろん理解していますよ。延々と続く九十九折の下り。一生たどり着かないかと思いましたからね。後ろに道を譲りつつ、必死に下っていきました。でも覚悟していたからか、意外と早く麓に辿り着きました。ここからエイドまでは3kmほどのロードです。もちろんすべて歩きでした。

本栖湖エイドへ到着。確か本栖湖にはぐらさんが19時頃、応援に来るとおっしゃっていました。当初は私が間に合わないと思っていましたが、意外に私のほうが早かったです。エイドの建物に入るとカップラーメンを食べたごみがたくさんありました。「カップラーメン、おいしそう!」と思って探すも見当たりません。すぐに私はそれを理解しました。サポートの方からの差し入れだったのですね。この時ほどこのサポート制度の不公平感を感じずにはいられませんでした。サポートのあるなしでは、この長丁場のレースでかなりのハンデだと感じました。

ここで後輩のS君からのメールを確認すると麓でリタイアするとの事。電話をかけると既に送迎バスの中みたいでした。私は「自分はゴールまで行くから、先に帰ってていいよ」と伝えました。

そして、暖かい汁物とゆば丼を2杯頂きました。この後夜間走行となり、気温も下がってきたのでトレントフライヤーの下をはこうとすると・・・・・、ない!!! どうやら途中で落としてしまたようです トレイルランナーとしてあるまじき行為ですね。反省しています。仕方がないので、トレントフライヤーの上着だけ羽織り、エイドを後にしました。ぐらさんには残念ながら会えませんでした。

A10Out/西富士中学校
<時刻18:45/スプリット27時間45分/188位>
~A11/鳴沢
  <時刻23:42/スプリット32時間42分/202位>
(区間距離19.0km)
 
ここでSTYの沁 在徳さんに抜かれました。トップだと思っていたのですがこの時点ですでに2位だったのですね。トップの選手に抜かれたのは気づきませんでした。ここからガンガンSTYの元気な選手に抜かれるんだなぁとちょっと憂鬱にもなりましたが、あまり続々・・・・・といった感じではなかったですね。

登っているうちに調子が戻ってきて、この本栖湖周回トレイルは気持ちよく走ることができました。パノラマ台へは結構な登りなのですが、STYの上位の選手は元気よく走って登っていきます。「すごい!」の一言でした。

パノラマ台、鳥帽子岳のピークを越え、後はひたすら下り。実は下ったらすぐエイドだと勘違いしていました。事前にプリントアウトしておいた高低図が私のミスで本栖湖手前で切れてたんです。なのでそれ以降のルートが分からず、てっきり本栖湖を下ったらすぐ鳴沢だと思ってました。冷静に考えれば分かるのに、思考能力も低下していたんだと思います。

応援の声が聞こえてきたので俄然元気になってきました。ハイタッチをして通り過ぎようとすると、「tsuneさん!」と声を掛けられました。なんと、ぐらさんではないですか!息子さんとここで応援に来ていました。会うことは諦めていただけに、うれしかったですね~。ここにきてすっごい元気をもらいましたよ。息子さんもありがとうございました。

ここから樹海を快調に飛ばします。でも・・・・・なかなかエイドが見えてきません。もうすぐだろう、もうすぐだろうと思いながらも期待を裏切られます。ようやくロードに出て鳴沢までどのくらいか聞くと、

スタッフ「あと7kmです」
私「・・・・・」

ここで気力が切れました。ここからひたすら歩き。寒さと吐き気と、もう最悪でした。次々と後続のランナーに抜かれ、永遠とエイドに辿り着かないとさえ思いました。鳴沢エイドまで残り1km程の所でまたぐらさんとお会いできました。ありがたいことに、鳴沢エイドの入口まで一緒に歩いてくださいました。少し元気が出てきました。
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後輩S君も帰ってしまい自宅までの足もなくなったので、鳴沢エイドで高速バスが動き出す時間まで仮眠し、明るくなってからゴールしようと決めました(後半の失速でタイムはボロボロなので)。夜中にゴールしても、ゴール地点では仮眠所がないとの事でしたので・・・・・。

鳴沢エイドに到着し、仮眠したい旨を伝えると、「仮眠所はありません」と言われてしまいました。とてもショック!暖かい飲み物を頂き、ストーブの前にいましたが寒くて仕方ありません。幸いまだエイドはすいていましたので、周りの方と同じようにストーブの前の椅子に横になり、毛布を掛けて頂き横になりました。しかし、やはり寒くて寝ていられません。仕方なく、覚悟を決めて立ち上がりゴールを目指すことにしました。
 
A11/鳴沢
  <時刻23:42/スプリット32時間42分/202位>
~Finish/河口湖八木崎公園
  <時刻2:37/スプリット35時間37分/209位>
(区間距離11.4km)
 
前回は登りも含めて走り通せた区間ですが、流石にそんな元気は残っているはずもなく・・・・・。それでも頑張ってゴールを目指します。本栖湖過ぎからはずっと吐き気との戦いで脚も既に限界を通り越しています。

河口湖の街明かりが見えてきました!
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ようやくトレイルも終わり、後は湖畔のウィニングロードです・・・・・と言いたい所ですが、ずっと歩き。情けないです。後ろから抜いていくランナーたちに、「頑張りましょう」、「あと少し」、「走りましょう」、「グッジョブ」と声を掛けて頂きました。ありがたいことです。最後1km。前後の間隔を確認しながら走り始めました。ゴールで一緒にならないように気を使いながら・・・・・。

やはりこの時間のゴールは人が少なく寂しいものですね(苦笑)
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最後にガッツポーズ!
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ゴールでは先ほど鳴沢エイドにいた六花先生が迎えてくれました!
寒い中、遅くまでご苦労様です!
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六花先生に「折角だからゼッケン見せて!」と言われ、ゼッケンを見せてます(笑)それにしても顔がやつれてますね
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一時はどうなる事かと思いましたが、なんとかゴールする事が出来ました。でも達成感はあまりありませんでした。力をすべて出し切きれ無かったからでしょうか。もう少し頑張れたのかもしれません。もっと強くならないと・・・・・。

フィニッシャーベストを受け取り、その後マッサージを受けました。とても気持ち良かったですが、太腿は触られるだけで激痛[E:bearing] 明日はどうなることやら。

身体も冷えてとても寒いです。でも居場所がない。どうやら着替えをするテントがあるとの事で入ってみると、そこは野戦病院の様相です。足の踏み場もありませんでしたが、何とか座る場所を確保(入り口付近で寒かった~)し、着替えを済ませて夜が明けるのを待ち、始発の高速バスで帰路に着きました。
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前半は予定通り温存し、中盤までは理想のレース展開でした。しかし、やっぱり後半はダメダメでしたね。それでも予想に反して前回より5時間短縮する事が出来ました。天子山地以降、もう少ししっかりと走れれば、まだまだ時間の短縮が可能だと感じました。

また来年、もっともっと力をつけてチャレンジしたいと思います!