日曜日にライブを見たFINLANDS、楽曲が特別目新しいという訳ではないのだけど、今までに感じた事がない衝撃がまだ、体の中に残っててピリピリしてる。

改めて音源をプレイして、ステージ上と変わらない再現の正確さを噛み締める、ギターの弦をキュインキュインしてるみたいに裏返るボーカルの歌声が、ただただ刺さって抜けない。

氷のナイフみたいに、ステージに立つ彼女の目は、澄み切って、真っ直ぐで、少し悲しそうに見えた。

強い意志とはウラハラに、不意に宙を仰ぐ視線が忘れられない。例えるなら、飛んでいって抱き締めてあげたい。ずっと昔から友達だったみたいに、悲しみや孤独を取り除いてあげたい。そのくらい感情移入してしまったのだから、もう惚れちゃってるんだと思うけど、楽曲のテーマや世界に照らし合わせると、表現力のレベルが違う。

頭の前側がジンジンする。毎日色んなニュースも見てて、川谷絵音さんがFINLANDSいい！って言ってる、なんて情報も知ってたし、イベントでも名前をみるようになったから、今のうちに見たいと思ってたけど、各方面の評価を納得したと同時に、いまの彼女は間違いなく今しか見られない。そんな気がした。

やっぱり夏もあの衣装でライブするのかな？

フィンランド、行ってみたいなぁ。

とりあえず、塩入冬湖さんのファンになりましたって言いたかったです。

先週のリリースは数が多く、聴きたいアルバムほどApple Musicで配信がなくて若干投げてますが、音楽は自分から掘れば掘るほど、新しい発見がありますね。

今日のメモ FINLANDS