人間の心は絶対デジタルにはなれないと思いませんかビックリマーク

「絆」と言う言葉にそのヒントがあると思います。

物を伝える事もいまやPCや携帯で通信が素早く出来る時代になりました。

私の学生時代では考えられない現実です。学生時代は下宿先に公衆電話があって、

10円玉を握り締めて・・・心待ちに電話をかける順番を楽しく待ったものでした。

今や絵文字やため口がならぶメールの実に心のない文字が躍ります。

・・・これだデジタル人間を沢山作っているんでしょうね。

私は長年「書」を通じて多くの子供たちと出会いましたが、いつもの私の口癖は真っ白な半紙に

15分でいいから、真剣に自分の好きな物を書いてごらんと言い続けてきました。

その子供たち今やデジタル時代に遭遇し、刹那感に襲われていると思います。

そんな時、大学を卒業した教え子が教室を訪ねてきました。

「先生!書をやってて良かったよ」といきなり言われ「どうしたんだ!」って尋ねたら、

普段PCばかりと仕事して、思い切って企画書を手書きで書いて提出したら、

部長に「新鮮だな!これすごく良いよ」って感心しきりで物を書く事の大切さに気づいた自分が嬉しくて

今日は先生に会いたくて報告にきてくれました。

そんな教え子が今も「書」を学んで一緒に作品作ったりして元気に活躍する姿に・・・ほっとしています。

これが人間の「絆」なんですかね。

心はいつもアナログそういえば「絆」って漢字はイトヘンではありませんか。

人と人は大きな糸でいつまでも繋がっていたいですよね。

・・・だから生活の中にアナログは忘れないでいたいですね!!