あいまいな休日を過ごした。


輪郭がぼやけているような、でも少しだけ内容があって、でもどうでもいい休日。


ふんわりと浮かび出る自己顕示欲に対峙しながら、それが嫌で自分なんて捨ててしまいたいと思った。

濁った自分が疎ましくてしょうがない。

でもどこにも行けそうにないそんな休日。

変わりたくて、何かしなくてはいけないような気がして、肌の手入れをするだけのそんな休日。


だから、今週の休みにはめいいっぱいのおしゃれをして、髪の毛を切りにいこう。

バスルームで髪の毛を切る方法があるのなら、教えて欲しい。
深夜2時をまわっても、眠れない。

原因は不本意な昼寝にあることはもちろんわかっているのだが、

ここで、敢えて恋煩いのせいだと思い込んでみる。


遠くにいる彼、今頃は安らかに眠っているのだろうか。次はいつ会えるんだろう。今日は空が澄んでいるから、この月を一緒に見れたら良かったのに。

拝啓…
月がとても綺麗ですね。


募る恋慕を文にしたためてみようかしらん。
その手紙はきっと貴方に届いて、夢の中で逢瀬を心ゆくまで楽しめるはずね。


そうして、訳のわからないことを考えるうちに辺りは仄かに明るんできて、今日と言う日が出来上がり始めるのだ。
ここのところ、満たされている日々がつづいたせいで、久しぶりに待ち構えたフラストレーションが心地よく感じる。

自分ってそう言う下らない生き物であった、生産性の原動力はきっとここにあると再認識した。

自身の能力の限界に気づいたのは、まだセックスさえも知らない高校生の時で、いっそその時に辞めてしまえばよかったのかもしれない。

何だか色んなことで自分を騙しながら生きてきた、そんな気がする。そうやって大人になってしまったのだ。




そしてこの程度じゃ、全然足りない。
もっと強固なわだかまりが欲しい。
「若きウェルテルの悩み」でも読み直そうかしらん。