『姑の遺品整理は、迷惑です』

図書館で垣谷美雨さんの『姑の遺品整理は、迷惑です』を借りることができたので、就寝前の時間を使って数日かけて読んだ

タイトルの通り、主人公の姑が亡くなったので、姑が住んでいた団地に遺品整理に行くという話。

垣谷さんの作品は『あなたの人生、片づけます』を読んでおもしろいと感じ、他の作品も読ませていただいてます。これは何冊目だろう？

今回の話を読んで、悲しい気持ちにはならなかったけど、多少イライラすることはあった笑

夫は「遺品を誰かが使うかもしれない」と捨てない方向にするシーンがあった。

誰か(ここでは亡くなった方)が使っていたものをわざわざ欲しいと思うか！？と。

でも、同じ状況は実際にとてもたくさんありそう！

読みながら、すでに他界している祖父のことを思い出した。

私が小学生の時に、車で20分程離れていた所に住んでいた祖父が、我が家にバーベキュー用の鉄板（分厚くて重い）を持ってきたことがあった。

どう見ても新品ではないし、私たちはバーベキューはしない一家だから、必要なかった。

「これ、どうしたの？」の質問に「家の近くのゴミ捨て場に捨てられていた。まだ使えるから使いなさい。」と。

よく見ると蜘蛛の巣が張っているし、子どもながらにドン引きだった

事情を聞いた祖母がすぐに謝りに来て、鉄板を引き取っていった。

祖母はいつも温和な人だが、この時は「こういうことをする神経が理解できない！」とものすごく怒っていた…。

後ろに燃えたぎる炎が見える気がして本当にバーベキューができそうだった多分、火が強すぎて肉は炭。

話は戻して…

最後まで読んでみて、たとえ親子であっても、亡くなってからその方のことを知ることもあるんだなーって感じた。

故人の周囲にいた人たちの気持ちと自分が故人に対して思っていたことって違うこともあるんだな

あんまり深く考えてこなかったことを感じる良い機会になった。

団地のお隣さんたちの正体が気になったり、主人公の成長（？）もあり、読むのがとても楽しみだったな～

むさしの森珈琲と劇場版名探偵コナン

毎年、コナンの映画はゴールデンウィークに見に行くのがお決まり

今年も5月になってから見に行こうと思っていた。が、しかし…

公開初日に見に行ったコナンファンの方と数日前にお話してたら、これはすぐに見に行こう！と気持ちが変わった

(その方はネタバレせずに感想を教えてくれて、その話し方がすごく見に行きたくなる感じだった…)

むさしの森珈琲にも行きたかったから、そこでのランチの後に映画に行くことにした

◆スモークサーモンとモッツァレラの野菜ガレット

むさしの森珈琲は雑誌が読めるからゆっくりできて良い

BAILA5月号に東京都庭園美術館の記事が出ていた。

行くタイミングを逃している場所で、改めて行きたい場所リストに追加。（多分、今年中に行ける！）

コナンの映画もとても楽しかった

お決まり（？）のコナンと仲間たちによる団体戦や、なぜか一般人から被害者が出ない大きなトラブルにも笑わせてもらった。

今年の作品は函館市民の皆さまにとってはすごく嬉しいものなのでは？と思いながら鑑賞。

函館も行きたい場所のひとつで、今回の映画で少し予習した気になった

タイトルの「五稜星」はなんで「みちしるべ」なの？と最初は思ってたけど、なるほどと思った。

六華苑（旧諸戸清六邸）

三重県桑名市の六華苑

諸戸清六の邸宅で大正2年に竣工。

洋館部分はジョサイア・コンドルが手がけたとのこと。

建物内部にコンドルのことも含め説明が色々あり、興味深かった。

洋館は木造ということも驚き！

玄関や廊下が当時の主人と使用人で使い分けられてることはなんとなく想像できるんだけど、洋館と和館にそれぞれ使用人がいるとか「え、なんで？」っていう疑問

当時ここで生活されていた方たちは、建物がそのまま残り、令和の時代にも多くの人たちに感動してもらえてるなんて想像もしてなかっただろうな、と思いながら庭園を歩いた。

ちなみに…

映画「わたしの幸せな結婚」のロケ地として少し予習済み（原作も映画もとても好き）

六華苑のシーンで「美世、かんばれー！」と心の中でどれだけ声をかけたことか。

昨年のお盆休みに訪れる予定だったが、豪雨で新幹線が止まってしまい、キャンセルした場所だった。

今回はこんなに晴れた日に、桜（葉桜）と一緒に楽しむことができ、素敵な時間を過ごせたことに感謝

メモ:入苑料はJAFの会員証提示で団体料金になる。支払いは現金。