通ってた鍼灸院にて、老婦人と思われる方から出たことば。


先生: 「如何ですか?」

その方:「おかげさまで・・」


あぁ、何と美しい言葉かと。

「おかげさまで」

久々に聞いた気がした。


天の計らい、神の計らい、人知れず祈ってくれている人のおかげで

今の自分があるのかもしれない。


病院へ行けば、医師や看護師のどんくささに触れることもあるが(笑)

それをあからさまに非難するよりも

「おかげさまで、病状も良くなっております。ありがとうございます」

と言った方が綺麗だし、誰をも不愉快にしない。

むしろ、そこに温かいものが流れる。

こんな美しい日本語を使わない手はない。



身内の厄除け祈願へ。

初めての体験で一緒に正座して。


お坊様方は4~5人おられた。

狭い部屋に同じように祈願に訪れた人たちと一緒に。

初めに少しお話しをして頂き、

20分ほど胡麻行を行いながら祈願していただく。


なかなか清しい(すがしい)思い。


今年1年、彼が無事に過ごせますように。



愛は寛容なもの、慈悲深いものは愛。

愛はねたまず、高ぶらず、誇らない。

見苦しいふるまいをせず、自分の利益を求めず、

怒らず、人の悪事を数え立てない。

不正を喜ばないが、人とともに真理を喜ぶ。

全てをこらえ、すべてを信じ、全てを望み、全てを耐え忍ぶ。


(コリント人への手紙 13 4~7)