こんにちは、幸せ配達人・つな看です!
今日は節分ですね。
皆さんは恵方巻き、召し上がりますか?
今年の吉方位は西南西だそうですよ。
ちなみに我が家は・・・食べません!
東日本は節分は大晦日と同じなので「お蕎麦」という風習がありました。
なので実家は天ぷらそばを食べるそうです。
私はいつも通りですね!
きんぴらごぼうと、米と、あと何か・・・
金平牛蒡は常備菜として12月からずっと毎週作っています。
母に教わり、案外簡単なのだとわかった途端ハードルが低くなりました。
あきたらマヨを追加してごぼうサラダにしちゃうもんねー!
人は「動く」から元気ということ
今日、犬のお散歩でシルバーカーを押したおばあちゃんに出会いました。
おばあちゃんに寄っていく愛犬と、腰を曲げて撫でるおばあちゃん。
私はおばちゃんが腰を曲げずに触れる位置へ、犬を抱き上げました。
「昔は飼っていたけれど、もうむりねー。これから15年とか生きたら私は100超えちゃうもの」
とおばあちゃん。
見た目80代前半ですが、思ったよりもお年を重ねていらっしゃる?
「おばあちゃんいくつになるの?」
「92歳だよ」
!?!?!?!?
まじか・・・。
「全然見えないね!」
「一人暮らしだからね、娘は近くに住んでるけれど自分のことはやらないとね。だから足が痛いなー、腰が痛いなーと思っても毎日歩くようにしてるのよ。」
職業柄、色々な高齢者と出会ってきました。
元気な人皆共通するのは「痛いからやらない」ではなく「多少痛くても歩く」なんですね。
体という乗り物も年を重ねた分だけ、老化します。
当然、痛いところも出てきます。
機械のように油をさせば滑らかに動くわけではないけれど、動かないとたちまち関節は拘縮し、筋肉は萎縮します。
だからいくつになっても元気に動ける人って、「痛い」は年齢を重ねたから当たり前という認識のもと、ゆっくりでも自分の力で動くんです。
「痛い」「むり」という方は、やはり動けなくなります。
よく病室で「痛くても動かさないと動けなくなる!」と私は関節運動を寝たきりの人にやってました。
それは今後動けなくなる人も含めてです。
「使わない」と「鈍くなる」んですよね。
「鈍くなる」と次に使おうとした時「動かない」んですよ。
その「動かない」を無理に動かそうとするから「痛い」になる。
そして「動かない」を嘆きさらに「動かない」をしちゃうんです。
おばあちゃんとお話をしながら、私はいろいろな方を思い出しました。
私の曽祖母
杖をついてどこまでも歩いていました。
92歳で誤嚥性肺炎で入院してからは、運動能力が低下し認知症も急激に進行してしまいましたけれど。
それまでは毎日200mくらい離れた我が家へ散歩に来ていました。
200mといっても田舎です。平坦ではありません。
ダンプカーがとおりガタガタになった道を歩き、急な坂道をのぼって我が家に来るんです。
もちろん日中は誰もいないので、縁台に腰掛け、時に隣家の人と会話をしたり家の前を通った姪(といっても曽祖母が育てた)と話したり。
初夏は天日干しされたゼンマイを揉んだりして過ごしていました。
曽祖母の姪
わたしは「うらのばーちゃん」と呼んでいました。
理由は、曽祖母の家の裏を流れる川を挟んだところに住んでいたからです。
うらのばーちゃんはシルバーカーをおして1日3Kmの散歩を日課にしていました。
帰省すると「かえってたのかー」と私の名を呼び声をかけてくれます。
うらのばーちゃんは本当に「ぴんぴんころり」の人でした。
95歳の冬、風呂に入ろうとして亡くなりました。
それまでは日課の散歩と、庭の小さな畑仕事、そしてコップ1杯の晩酌を楽しみに暮らしていたんです。
お嫁さんのなくなったちょうど1ヶ月後だったので、「ばーちゃん、そろそろいくよー」って連れて行かれたのかなーと皆で言っていました。
親戚ですが親等が私とは離れすぎていたため忌引きは取れず。
葬儀に行くことはできませんでしたが、一緒に撮った写真データを添えて手紙のような香典を打たせていただきました。
ばーちゃんのお孫さんから「つなちゃんの香典、入り口に飾るね」と言われた時は、ちょっと嬉しかったです。
病院で出会った96歳のおじいちゃん
「明日で退院して施設にはいります。ここにいるとみんなに声をかけてもらえて楽しかったよ。家に帰りたいけれど自分で何もできなくなっちゃったから仕方ないね。」
と前夜。
その日私は夜勤でした。
チームは違いましたが、入り口側にいるそのおじーちゃんの隣に担当患者がいたため必ず通ります。
その度に私は声をかけていたので仲良くなっていたんですよね。
脳神経の病棟でしたので、脳梗塞や脳出血などで麻痺が出てしまう方もいます。
リハビリ転院する方もいれば、96歳にもなると施設や療養病院へ行かれる方もいます。
そのおじいちゃんは、施設でした。
赤や黄色のパーカーを着こなすおしゃれなおじいちゃん。
「転ぶからだめ」と一人で車椅子からベッドに戻ることもさせてもらえない。
けれど私は知っていました。麻痺が残らなかったので、少しの移動はできることを。
何度もそれを見守っていました。
ベッドに戻ったのを見つかるたびに「一人で戻らないでって言ったでしょー!」と看護師に怒られるので「大丈夫だよ、私と一緒にもどったよ」と日々の担当へ伝えていました。
「自分でやれることはやりたい」は奪う権利は私たちにはありません。
だから私はおじいちゃんが動いたなーと確認したら、いつもそばに行って見守っていました。
おじいちゃんもそれを知っていたので、私がいる時にだけやっていたんですよね。
コロナの経過観察できた96歳のおばあちゃん
「私元気なのにさ、歳だから入院しろって言われたの!」
たしかにものすごく元気でした。
一人暮らしで、隣に娘さん夫婦が住んでいる。
コロナは飲み友達からもらったそうです。
飲み友達といってもうんと年下で、時々訪ねてくるそうです。
自分は飲まないけれど話し相手にちょうどいいとそれを許可していて、入院する数日前に席をしているから寝かせておいたんだよねーと言っていました。
そのおばあちゃん、朝は自分で肉を焼いて食べ、カラオケにボーリングを日中楽しみ、夜は娘さんと食事をとるそうです。
「娘が魚ばかり食べさせるから、自分で肉焼かないと食べれないんだよー」
と言っていました。
歳も歳だし、熱が出たらフラつくからと付き添い歩行のお願いをしていましたが、早々に室内は自由に歩いてくださいと許可範囲を変更しました。
朝、検温で行った時に体操していたのには驚きましたよ。
元気な人って違うなーって。
「体」だけじゃなくて「こころ」も動かすから元気
こころがさきで、体が後か
体が先で、心があとか
これ、正直私はわかりません
無駄に歩いていると思考が整理されて元気になってくることもあるし
気持ちを立てなおしたら動く気になれる時もあるし
けれどずーっとマイナスばかり考えていると心の元気はなくなるし、連動して体の元気もなくなりますよね
だからこそ心が沈んでいる時は「うごく」がいいのかもしれません
ただ歩いているだけでも、いろいろな判断が必要です
「石があるからよけよう」「水溜りがあるな」「信号があるな」って色々判断をしていますよね
その判断は無意識に行ってるけれど、そうやって頭を使っているうちにモヤモヤって晴れてきませんか?
精神科で「レクリエーション」として運動をすることもあります。
動くって心の栄養でもあるんだなぁと、実習でみたあの光景を思い出しました。
少しのことから始めてみよう
さぁ!自分も動いてみるか!
まずは歩くための運動靴を買いに行こう!
なんてしなくていいです。
ちょっと首を回してみる、肩を回してみる
腹筋はいきなりしちゃうと筋肉痛になるけれど、少し気持ちいいくらいにストレッチをして筋をのばしてみる
そのくらいでいいと思います
やらないよりは100倍お得じゃないかな?
そのくらい気楽にはじめて
「できた自分すごいじゃーん」って褒めてあげる
それで充分。
さぁ私もPCの前に固まっていないで動いてみるかぁ!
PCを打ちながら思ったこと
ふと、タイピングをしながら「この一見不器用そうな指、器用に動くなぁ・・・」と思いました。
しかし私は一般的に言われる適切な指使いではありません。
左なんて指3本しか使っていないですもん。
と右を見てみたら・・・
やはり3本しか使っていなかった。
それでもタイピング、なかなかに早いんですよ?
インターネットが一般家庭に普及し、一家に一台PCが置かれるようになった時代に中学生でした。
と言ってもノートタイプではなくブラウン管のディスクトップの時代です!
マックは「マッキントッシュ」だったし
カラーマックなるかわいいPCがおしゃれな人は持っていたし・・・。
私はNECの薄型液晶でしたが、それでも今みたいに薄い液晶ではないんですよね。
液晶出始めの頃の液晶!
その当時・・・
早いタイピングに憧れて名探偵コナンのタイピングソフトでひたすら練習していたのを思い出します。
日々妹とタイムを競っていました。
あの頃の私がいたから、こうしてキーボードを叩くことができているのだなと思うと・・・
中学生の時の自分に感謝です。
それどころか、左右別の動きをできる指が私の中では当たり前ですが、これも物心つく前からピアノ教室に通わせていただいていからら動きの分離ができている。
これも感謝すべき出来事だなぁとありがたくなりました。
最近なんでもありがたい。
今日、このただ長いだけの「ヤオイ」文章を読んでいただけたことも感謝です。
ちなみに「ヤオイ」ってBLとか同人誌用語として存在していましたが・・・
一般的な普及してもいいと思うんですよね。
だって「山なし、意味なし、オチなし」の略ですから。
充分私のブログ「ヤオイ」じゃない?