「なんでそんなんプロジェクト」とは、
人の行為から生まれる
“ よくわからないこと ”
に対して真摯に向き合い
楽しむための方法を探る
プロジェクト。

自分では
“ 理解しがたい ”
“ 理解したことがない(未経験)”
他者の行為やデキゴトを
「なんでそんなん」
と名付け、それに対して
「なんでやねん」
とツッコミを入れて面白く捉え直す。
“ よくわからないもの ” を
断絶し排除するのではなく
“ 無理にわかり合おうとするでもなく ”
想像力を駆使して
“ 分からなさを楽しむこと ”
人が行う営みをできるだけポジティブに捉え、楽しむための方法を模索するプロジェクトです。
このプロジェクトを知ってから
「面白そ~~う!!」と、早速家中をパトロールする私。(笑)
すると、出るわ出るわ!
我が家の「なんでそんなん」(笑)
例えば、
「作者を紹介した過ぎる男」
息子は新しく絵本を購入すると真っ先に
「著者紹介」を書き始める。
息子レベルになると、本の内容を読まずとも作者について分かるらしい。。
2374年生まれの未来人もいれば、1470年生まれ(文明2年 室町時代)の作者もいる。
息子によりオリジナルのペンネームがつけられ進化を遂げたNEO著者紹介は、本文に負けず劣らず面白い。
ちなみに絵本の読み聞かせをする際は、きっちりNEO著者紹介まで読まなければ終わらせてもらえない。

「絵本トラップに気をつけろ!!」
我が家の玄関には無数の絵本トラップが仕掛けられている。
家に着いたとて、気を抜くことは決して許されない。
絵本を倒さずリビングに入室することは極めて困難なミッションだ。
絵本を倒すことなくリビングにたどり着いた時の達成感といったら。。
家族にその達成感を味あわせるべく、今日も息子は玄関にトラップを仕掛ける。

等々。(笑)
時にイライラしたり、落ち込んだり、不安になったりする息子のこだわりや行動。
でも、角度を変えて見ることで同じこだわりや行動がなんだかとても愛おしく感じるから不思議。
「何か " ヘンなコト " してないかな~?」と気付けば息子の
「なんでそんなん」
を待っている私(笑)
いつもいつもは難しいかもしれないけれど、
今まで私の中になかった
" 新しい視点 "
を与えてくれたこのプロジェクトに大感謝!
息子のこだわりや行動を理解・共感するのは難しいこともあるけれど、一緒に楽しむことはできる。
また少し、息子との距離が縮まったような気がしてとっても嬉しい母なのでした。