AuDHD 05: やり過ごすだけの日常
毎日、ただ時が過ぎるのをじっと待っている。朝起きると、1日が始まることを嘆く。日中は、時が過ぎるのが遅く、することがなく何かをする気力もなく、苦痛の中ただ夜が来るのを待つ。夜が来ると、やっと1日が終わったと安心し、生産性のない1日に嫌悪感を覚える。もうずっと、この繰り返しだ。趣味などない。ADHDだからすぐ飽きてしまう。そもそも鬱がひどく楽しみなどない。仕事もうまく行っていない。社会と隔絶されている。不安が強く、ふらふらと散歩に出るなどもってのほかだ。どのルートで、どこに向かえばいいのか。い つ引き返せばいいのか。目的のない外出ほど恐ろしいものはない。かと言って、お金もないから用事を足しに行くとかちょっとスーパーに、ということもない。もちろん友人もいないから、誰かと気持ちのやり取りをすることもない。世の中は動いている。自分はこの家の中で、終わらない冬眠生活。完全に、世の中の歯車から脱してしまった。生きたくても生きられない人がいる中で、こうして毎日時間を無駄にしている自分にひどく失望する。前向きになれない自分、そんな自分を受け入れることができない自分が苦しく、身の置きどころがない。繰り返しに強く反応するADHD。この毎日の苦痛がいつまで続くのか、考えただけで絶望を感じる。どうしてこんなにADHDに起因するうつ症状がひどくなってしまったのか。