手術を決めるまで
- 発覚したきっかけは

不正出血が一度だけあり、色々調べて子宮筋腫かなと思い、
婦人科に行き判明しました。 - 普段の症状は

初期の頃は自覚なく、生理のときにレバー状の塊が出ることはありました。
筋腫が大きくなると仰向けになったときに触って分かるようになり、
出血の量も以前より増えた気がします。
100%筋腫のせいには出来ないけど、体型の割には妊婦のようなお腹でした。 - どんな検査するの

初期の頃はエコーで、大きくなってくるとMRIをとるようになりました。 - 覚悟のきっかけは

病院に行ったとき、コロナ禍のせいか患者さんが少なく、
先生と初めてゆっくり話すことが出来ました。
在宅勤務の今がチャンスかなぁと思ったけどそのときはまだ決心出来ず。
その後、母に一度話そうと思っていたタイミングで偶然の筋腫の話になり、
全摘の経験がある母からもあっさり「取っちゃいなさいよ」と言われたことで
話がトントンと進みました。 - なぜ全摘

ここまで大きくなったし、ここまで歳を取ったし。
逆に後悔のない歳まで待って全摘にしたという経緯もあります。
メリットは、再発がないこと、生理がなくなること、子宮がんの心配がなくなること。
レルミナについて
- いつ飲んだ

1日一回、朝飲みました。 - いつ飲み始めた

生理初日に飲み始めました。 - 飲み忘れはあった

忘れることはありませんでした。入院当日まで70回飲みました。 - そのときの生理はいつも通り

量も程度もいつも通りでした。もともと重くないので。。 - その後出血はあった

ありませんでした。 - ホットフラッシュはあった

明け方に目が冷めた時に暑いなぁと感じることはありましたが、
冬なので寧ろ有り難かったです。明け方以外に感じたことはありません。
夏だったら顕著に現れるのかなぁ。 - イライラや落ち込みはあった

ありませんでした。 - 他に副作用はあった

副作用ではないかもしれないのですが、
手指や足指の関節周りが赤く腫れることがありました。
症状としてはしもやけのような感じです。
手指に出るときもあれば足指に出るときもあり、
1日とか数日で消えて何度かそれを繰り返しました。
入院準備について
- バッグはスーツケース

スーツケース(Sサイズ)とバッグにしました。 - 何かレンタルした

詳細までは聞いていなかったので、
足りなかったら借りようくらいの気持ちで自分のを持って行きました。
たまたま持参する人が多い病院だったようです。 - 寝間着は冬の場合どんな生地

春秋くらいのパジャマを持って行きました。
病院はかなり暖かかったので分厚いものを持っていかなくて良かったと思いました。
持参したパーカーもほとんど出番はありませんでした。 - 寝間着の下は何着る

すごく悩んだ末、カップ付きの前開きをネットで購入しました。
今思えばなんでもOKだと思います。 - ワンピースと上下別はどっちが良い

どちらでも良いと思います。
私は術後は上下別、最後に気分的にワンピースを着てみました。 - ナプキンはどれくらいのサイズが必要

夜用少しと普通の日用半袋くらいでしょうか。
私は夜用4個くらいと普通用1袋弱持っていきました。
入院中について
- 眠れた

術前の夜は何度か目が冷めました。
術後の夜は眠りたくてもあまり眠れませんでした。
その次の日はよく眠れました。
以降は眠りが浅いこともありましたが、よく寝てるせいだと思います。
睡眠剤は一度ももらっていません。 - 食事は美味しかった

美味しかったです。病院とは思えないくらい。
これは病院によると思うので、何とも言えませんが。 - 退院の日普通に歩けた

普通に歩けました。帰りは荷物もあるのでタクシーで帰りました。
手術前後について
- 病衣とショーツはいつ脱ぐの

オペ室着いてすぐ。タオルで見えないようにしてくれて手術台に上がりました。 - 直前に考えたことは

これがオペ室か〜と思いながらキョロキョロしてました。 - どこまで覚えてる

硬膜外麻酔のために体丸めたところまで。 - どこから記憶ある

手術室で声かけられて病衣着せてもらったのはなんとなく。
検体見せてもらったのは覚えてません。病室戻ってからは覚えています。 - 痛みは

術後すぐは全く違和感さえ感じず、麻酔が抜けた頃少し違和感が。
絶えず痛み止め入ってるので程度でいったら重めの生理の日以上食あたり未満、
といったところでしょうか。
ただ、寝返り打つときはこの範囲ではありません。
一番辛いのは、術後の一晩と次の日のお昼くらいまで。
その後、少しずつですができることが多くなってきます。 - いつスマホで連絡できた

部屋に戻って落ち着いたらメールやラインはすぐ出来る状態でした。
私はスマホが手の届くところになく、取ってもらってメールしました。 - 出血はどれくらい続くの

1日目と2日目は生理3〜4日目くらいの量。
量は徐々に減っていき、退院するときはちょこっとナプキンにつく程度でした。
仕事について
- 会社にはいつ連絡した

第一報としては、2ヶ月くらい前に会話の中で上司に一言言いました。 - 会社にはどう連絡した

同年代の男性が多いし、子宮筋腫の言葉は出しませんでした。 - 何日間休んだ

会社は2週間近く休みました。
在宅勤務なので退院後すぐ働けたかも。
退院後の生活について
- 傷口は何か貼った

アトファインを貼りました。
totalでLサイズx5箱購入し、一週間で貼り替え、といった感じです。 - いつから通常の生活に戻れる

3週間は痛みが残りますが、1か月後にはかなり普通の生活です。
退院直後などは、普通の生活に戻れるのだろうか、と不安になりましたが、
回復力を侮るなかれ、です。 - 体重は減った

術後病院で体重計に乗ったとき、驚きました。
体重が減っていないのです(むしろ増えてたかも)
私の場合、腸閉塞で質素な食生活をしていたこともあり、
その後は体重減りました。最近はまた増えています。。 - ウエストは細くなった

妊婦のようなお腹はといえば・・・
術後はパンパンの状態が続きました。
腸閉塞のときも、はちきれんばかりの膨張具合。
しかし徐々にガスが抜けたのか、あるとき下っ腹がへこみました!
昔のようにウエストインして服が着られるようになりました。
※過度な期待は禁物です - 腸閉塞になるの

手術に癒着防止フィルムの対応もしてもらっていたのですが・・。
恐怖心を煽るわけではありませんが、開腹手術では90%以上の確率で
癒着が起こるともいわれているそうです。
私は消化の悪いものを食べたせいか、今回腸閉塞となり
癒着も発覚したわけですが、決してマイナスにはとらえていません。
たまたま分かったことで今までよりよく噛んで食べるようになったし、
普通に生活している分には再発しないのではないかと思っています。 - 傷口はどうなった

ケロイドにはならずに済みました。
特に片側が盛り上がっていて突っ張った感じになっていたけど
徐々に平らになっていきました。
傷口が紫色になっているのはこのままかな、と思っていたけど、
こちらも時間をかけて自然な色へと変化していきました。
10か月経った今では大分目立たなくなっています。 - 後遺症とか気になることは

特にありません。 - 手術して良かった

思い切って良かったです。
お腹も気分もスッキリして、生理がないのもほんと楽です。
手術を決めたときの先生との会話
- 先生:「筋腫のみ取りますね」
私:「子宮全摘でお願いします」
先生はいつも患者さんの希望第一。
手術直前まで決められるから、変えたければ変えれば良いし、
手術やめることだって出来るからね、と言われました。 - 私:「今回手術しないとしても、閉経まではもっていけないですよね」
先生:「そうだね、更に大きくなって一年後とか二年後に重くなるかもしれないからね」 - 私:「横切りでしょうか」
先生:「横切りです。毛の上を8cmくらいかな。毛はまた生えてくるからね」
実際は11cm切ったと言っていた気がします。 - 私:「術後、癒着しないか心配」
先生:「癒着防止シート貼るし、稀に癒着する人もいるけどね」 - 私:「一応聞いておきたいのですが、私の状態で腹腔鏡手術はできるのでしょうか」
先生:「この大きさだと無理ですね」
具体的な数値とか、最後は下から子宮を出すから特に出産していない人は
厳しいとか丁寧に説明してくれたけど詳細は忘れました。。
以上です