こんにちは、つむぎ子です。

 

突然ですが、テレビって好きですか?

 

私は子供の時からテレビが嫌いです。

今日はテレビがいかに良くないかディスる記事なんでテレビ好きな人は見ない方がいいです。

 

 

なんでテレビが嫌いかっていうと、嘘っぽいから。これに尽きる。

 

例えばバラエティだったら反応が自然じゃないし、作り物感が半端ないです。

台本とかがあって、OKもらえるまで何回も面白い話したり、良い感じの反応がバッチリとれるまで繰り返しすってのが裏で行われてるわけじゃないですか。

 

なんか出演者の表情が無理して笑ってるような感じに見えるし、演技が入ってるのが感じられて、一種の不自然さを感じます。笑い声のエフェクト入れたり、オーディエンスがどよどよってしてる声を入れてみたりしてますけども、そういうのわざとっぽくて逆に白けてしまうんですよね。

 

そういうの無しで素で放送したら面白くないんでしょうけど。

そもそも芸能人とは言え、赤の他人が話したり笑ったりしてるの見るのの面白さがよく分からないんですよね。

 

ニュースとかは暗いのが多いし、「これ見なきゃだめなの?」って思ってしまう。

誰が殺されましたとか不倫しましたとか、見ていて不快になったり、気の毒になったり、将来や世の中に対して不安になるやつが多い。

 

もちろん知っておくべきニュースはたくさんあるんですけども、そもそもニュースは誰が何のために放送してるんだろうなって思うとまたきりなく疑っちゃいますね。

視聴者の利益よりも優先しているものがあるはず。

そして、本当に事実に忠実に放送してるのかどうかも疑わしいもんです。

 

できるだけキャッチーで、見ると感情が揺さぶられるような情報をわざと流してる節がどうしてもあるような気がして。

こういう悲惨な事件事故とか、暗いニュース見ると精神衛生的にも良くないですよ。もっと明るくなったり、笑えたり、「今日もがんばろ」って思えるようなニュースなら見たいですけど、そんなニュース今まで生きてて見たことないです。

 

 

私が子供の頃、つまり20年くらい前はそれでも情報源ってテレビが主だったから、テレビ見てないことで会話にならないことが多くって、恥かいたことも数え切れません。

みんなが知ってる芸能人とかプロ野球選手とか全然わからないし。

 

それでもテレビ見るの苦痛でした。

興味ないものを延々と見なきゃいけないってきつい。雑音に聞こえて、だんだんイライラしてくるんですよね。ものの5分も見続けられない。そんな子供でした。でしたというか、今もそうでテレビ見れません。色々理由は語れますが、ようは生理的にだめなのかもしれません。

 

 

「テレビ見ないと、会話にならないじゃん」と、友達や親、会社での上司や先輩にまで言われてきましたが、人と会話するためだけにテレビみるっていうのもなんか腑に落ちなかったんですよね。

 

今まで幾度となく、テレビを見る習慣を持とう。ニュースをチェックしようとか思ってきました。

でもどうしてもだめ。どうしても、テレビ見ることに対してのモチベーションがあがりません。

 

 

そんな人間だから、テレビからネットへと移ってきた流れにすごい感謝しています。

最近の若い世代はテレビよりも断然スマホ派が多いですけど、ほんと~~~に良い流れだと思いますよ。

 

テレビって情報が偏っていても、それしか情報源がないと皆それだけを信じてしまう傾向になってしまいます。

 

今は情報一つでも、ニュースからとる人もいれば、ツイッターなどのSNSで知る人もいれば、ブログで知る人もいれば、という風に様々です。切り口も様々。一つのニュースに対して、みんながどう思っているのかもリアルタイムで見れます。これってすごい画期的ですよね。

 

 

今は個の発信力が強くなってきているって話はよくありますけども、非常にいい変化だと思います。20年前からこういう世の中であれば、テレビが超絶苦手でも恥をかくこともなかったかもって思うこともしばしば。

 

 

そもそも、テレビってなんだ?って考えたことありますか?

実はテレビみると良くない影響がたくさんあるんですよ。

 

 

歴史をたどっていくと、テレビというのは日本人の頭を悪くしてやろうという、GHQ(アメリカ)の「愚民家政策」だっていう説もあります。日本がアメリカにやぶれた戦後、「日本人が楽しめるように」と導入したものなんです。

しかし、普通に考えてもおかしいですよね。わざわざ敗戦した国にそんな良心的なサービスをするわけがありません。

 

アメリカは、日本に勝ったとはいえ日本人を恐れていました。

勤勉でストイックで、死をも恐れない不屈の精神を持つ日本人の強さって、武器では勝るアメリカにとっても怖いものがあったんじゃないかと思います。

 

そこで、「日本人を腑抜けにするために導入した」っていう説があるって話なんですが。

私はそれが正解じゃないかと思っています。

 

テレビは、教養のない人にもわかりやすくって、延々と見つづけられて、そして人が最も情報を鵜呑みにしてしまうような心理的なテクニックをうまく使いながら作られています。

 

 

そうするとどうなるかっていうと、頭の弱い国民が量産されます。

「テレビでやってたから」って理由で盲目的に信じてしまったりとかね。うちの親の世代(5~60代)の人たちは結構多いような気がします。

親がスーパーで働いてるんですが、昼の番組とかで良いって言われた食材とか商品とか、すぐに殺到するって言ってました。テレビの影響力ってすごいです。影響力っていうか、もはや洗脳ってレベルな感じですね。

 

また、もともと日本にあった道の精神も、テレビの導入から退廃していきました。剣道とか柔道とかの道ですね。

日本人はもともと勝ち負けより、それを超えて自分を人生通して磨き上げていくっていう精神が強かったんですが、それはアメリカにより方向転換させられました。何にかというと、勝ち負けで分かりやすいスポーツへ。例えばサッカーとか野球とかですね。

 

それによって、勝ち負けという分かりやすい価値観に重きをおくようになってきました。そうすると不思議と、スポーツだけじゃなくって色んな面で短絡的な考え方になっていく人が増えたそうです。

 

手っ取り早さとか分かりやすさが重視されるような。長期的に成長していくっていう考えが衰退していったんですね。ビジネスやってるときはよく感じましたけど、「手っ取り早く楽に稼ぎたい」って人がいかに多いことかとびっくりしました。

たぶん、戦前とかまで遡ると、そういう発想する日本人て少なかったんじゃないかなと思います。テレビが全ての原因とまでは言いませんが、その一端は担っていたかなと。

 

手っ取り早いっていうのは、忙しい現代人は皆求めますが、やっぱり本質的にちゃんと成果を出して、それを継続していくっていうんなら、手っ取り早さを求めることは良いとは言えないと思います。何もビジネスに限らず、他のことにも言えることですが。

 

 

・・・とまぁ、テレビの背景を知るとやっぱり見てなくてよかったなって思うこと尽くしなのですが。そういうのを知ったうえでテレビと付き合うのがいいんじゃないかなって思います。

 

ぼーっと見てると、知らない間にマスメディアに色んな価値観を植え付けられますし、それも洗脳的な心理テクニック使われてるんで、気が付かないうちにそうなってしまうっていう。

頭も弱くなって、自分で考える力がどんどん失われていきます。

 

なので、主体的に見ていくほうがいんじゃないですかね。っていうか、やっぱり無理してテレビみるよりネットでみるほうがお勧めですね。ニュースそのものよりも、それを受けた皆の反応とか見る方が私は断然好きです。

 

Eテレの子供番組はすごい画期的ですけどね。子供が大人しくて家事とか仕事の間すごい助かってます。映画とかドラマとかアニメみたいに完全に作り物なら、作品としての価値で楽しめますけどね。それ以外はあまりお勧めできないですね、テレビは・・・。

 

 

今日は以上です。

お読みいただきありがとうございました。