今日から2学期がスタート
久しぶりの登園にも関わらず、おなじみペットボトルの水時計のおもちゃをひっつかみ、園庭を裸足で駆けていき、ジャングルジムを登りだす自由人の長男。
まるで夏休み期間がなかったかのように、何の違和感もなく過ごしていました。登園しぶりがないのは助かる。
預けて帰宅すると、なんとも言えない解放感
なぜか次男は、フォトフレームの角でトーマスの人形(柔らかい材質なので壊れる心配はない)を叩くというバイオレンスな一人遊びに夢中
その間に洗濯物干して、布団を干して、洗面所とキッチンの流しを磨いて、療育用の上履きを洗って干して、掃除機を念入りにかけて、衣装ケースのホコリを拭き上げて、トイレとお風呂掃除をして…と、なんとまあ家事のはかどること!
トーマスは犠牲になったのだ…
買い物と銀行にも行けました。
そこで、ふと気付きます。
そういえば、ここ最近悩まされていた慢性的な頭痛と腹痛が、ビックリするくらいにない!昨日は痛すぎて起き上がれず、夕食も作れなかったのに
思い返してみたら…今朝起きた時はしんどかったのだけど、園に預けて家に戻ってきたら既に元気だったわ。だからこんなに家事ができたのか
体調を心配して、仕事中の旦那からラインが。
「変わりないかね?」
「ありがとう。長男預けたら体調良くなった」
「やっぱストレスなんだねぇ」
もともと何をしでかすか分からない子ではありましたが、弄便が始まってからは1分たりとも目を離せないストレスがありました
一日中気は張っているけど、建設的なことは一つもできず、家事も最低限こなすのみ。夜も眠れない。その状況にストレスMAXだったから、体調が悪かったんだろうなぁ
ただ、子どもがいないと体調が良くなるという事実に、自分のことながら衝撃を受けました。
私としては、基本的に長男のことは可愛いと思っているつもり。だけど、預けた瞬間に体調が回復するくらい、私の身体は長男の存在を拒否しているのかなぁ…とショック
でも、可愛いだけじゃやっていけない…
それが障害児育児なんだろうなと思います。
心を奮い立たせようとしても、しんどいものはしんどい。
この子がいなくなっちゃえばいい、と思ったことは何度もあります。
一緒に死のうと思ったこともありました。まだ療育につながる前、2歳頃のことかな。赤ちゃんの次男がいたから、思いとどまったんだっけ。
誰にも頼れない状態で育てにくい子どもと向き合い続け、そのために自分のための時間をすべて削られてしまうと、人間らしく生き、人間らしく振る舞うことも難しくなってくる。自分が自分でなくなる気がする。
きっと、誰かに助けてもらわなければ無理なんだろうな。先日面談してくれた療育の先生が、
「障害のある子を育てる親に一番必要なものは、頑張りとかじゃなくて、周囲に適切な助けを求めるスキルです。それができなくて無理して、結局育てられなくなってしまうケースも実際にあるんです」
と言ってました。
だから、助けてくれる園の存在は大きい
長男は給食も食べて、お昼寝もして、ご機嫌だったようです。トイレでのおしっこも一回成功したとか!
帰宅後、散歩に行きました。
少し離れると、可愛く思えるな(笑)