先日4歳の誕生日を迎えたので、ブログのタイトルから『3歳』を抜きました。
4歳発語なし…に変えようかな?とも考えたけど、そうしたら毎年変えなきゃいけなくなると思って、年齢表記はやめてしまいました
そうそう、Googleから私のブログを訪問してくださっている方がよく使う検索ワードって、
『3歳 発語なし』
『3歳発語なし ブログ』
『2歳発語なし ブログ』
などが多いんです。つまり、ブログタイトルと年齢から辿り着いてくださっている印象
使っているのは『Google Search Console』という無料ツールです。知識がなくて、イマイチ使いこなせてないけど(笑)
2〜3歳で発語がないお子さんをお持ちの方がこのブログに辿り着いて、
『重度知的障害』『自閉症』
というワードにショックを受けないかな…と時々心配になります。
私の印象としては"3歳で発語なし=重度知的障害を伴う自閉症"とは限らない…と思っています。その後言葉が出て、中等度や軽度のところで落ち着くお子さんもいるし、知的の遅れがない発達障害の場合もあるし、そもそもただ無口なだけの定型発達ということもあるし(うちの旦那はこれで、無口すぎて親に障害を疑われたそうです。ちなみに今でも無口ですが、発達障害等の傾向は皆無です)…もちろん、重度知的障害の可能性もあるというのが現実。重度の子は3歳の時点で発語なしであるケースが圧倒的に多いと思うので…
つまり、発語は指標のひとつではあるけど、なければ必ずしも障害がある!といったものでもないのかな。診断する際、お医者さんは発語だけでなくかなり多くの項目をチェックしてましたし
例えば、岡田准一さんが3歳まで喋らなかったという話はとても有名。あまりにも無口だったので、親御さんが心配して病院に連れて行ったとか。でも3歳になってある日突然「それは違うと思う」と喋ったそうです。まぁ、そういう子もいるんです
ネットのお悩み相談サイトで「●歳でまだ話さないんですが…」という質問に「うちの子も●歳まで全然話さなかったけど、今はうるさいくらいよく喋るようになりましたよ!大丈夫!」みたいな回答が付いているのもよく見ました。きっと、岡田さんのようなケースは一定数あるのかな?と思います。
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私がブログを始めたのは、まだ長男に判定も診断もついていない2歳3ヶ月の時。そういったエピソードを必死で漁りながらも、(この子は突然喋りだすような子じゃない。きっと知的障害を伴う自閉症に間違いない)という気持ちが強かった
それはやはり、
模倣•言語理解•指さしがない
のが大きかったです。自閉症の特徴である常同行動も見られましたし、そもそも全くコミュニケーションが取れなかったから(これは4歳になった今でも、あまり大きく変わっていません)。
ただまだ希望にもすがりたかったので、ブログタイトルに『自閉症』『知的障害』というワードを入れるのもなぁ…と思って『発語なし』というワードにしました。
その後、知的障害と自閉症スペクトラムの診断がついて、ブログタイトルにその旨を追加したものの、何となく『発語なし』というワードは残したままでした。
それは、やはり発語がないゆえにコミュニケーションにかなり制限がある、それでも紛れもなく可愛い我が子を理解したいという気持ちに今でも変わりはないから。
ブログのおかげで、成長記録や起こった出来事、支援者や医師から聞いた話を書きとめておけるし、コメントをいただくことで知らなかった知識や事実、自分では気付かなかった視点に気付くこともあるし、悩みを聞いてもらえる居場所のようでもあるし…やってて良かったなぁと思うことが多いです。
いつまで続くか分からないけど、ボチボチやっていこう。いつも読んでくださるみなさま、ありがとうございます