現在長男が通っている子ども発達支援センターでは、援事業相談事業を行なっています。

支援事業…児童発達支援のこと。利用するためには通所受給者証の取得が必要。


相談事業…市内在住の子どもなら誰でも利用可能な相談室。職員さんが子どもと遊びながら発達相談や育児相談を受けてくれる。個別対応。


今センターは、相談事業が大忙し!!

その流れで、児発(児童発達支援)を利用する子も増えてきました。長男(3歳)よりも年下、1〜2歳台の子が多いです。


ここは集団療育ではないけど、朝の会(あいさつ、連絡帳のシール貼り、体操)は児発の子も相談の子も一緒に行ないます。


未満児クラスの中で一番ガタイが良くて、おそらく一番発達年齢が幼い長男。

※実年齢3歳4ヶ月、認知や言語は0歳9〜11ヶ月程度

めっちゃ目立つランニング笑い


朝の会はウロウロ立ち歩く。座らせようとするとゴロゴロ転がり抵抗おーっ!連絡帳を取りに行かずに、おもちゃのブースや廊下に逃げる。体操が始まると、部屋の隅に積んである椅子に登って絶妙なバランスで立ち、高みの見物。


初めて相談に来た親子──特に子どもは『集団行動なんかクソくらえ』的な言動の長男を見て呆気に取られます驚き親御さんは我が子に話しかけたり、先生と話していたりでよその子まで見てる余裕があまりなさそうですが。

でもすぐ『ボクできるよ!頑張るよニコニコ』といったふうに、シールを貼ったり大人の真似をして体操してみたり。どんどん得意げな顔になります。


みんなですご~い!と褒めます。私も一緒に褒めます。自由すぎる我が子を担任の先生と追いかけながら。



もう慣れた。よその子と比べることも、あまりしないようにしている。


もしかしたら、ここに相談に来たお母さんが長男を見て(うちの子は、言い方悪いけどあの子よりはずっと落ち着いてるし、指示も通るな)と思って少し安心するかもしれない。

子どもも(自分はできるんだ!)と自信を持ち、自己肯定感を育むことになるのかもしれない。

そういった意味では希望流れ星を与えている存在なのかもしれない。


でも、逆に長男のレベルにびっくりして(うちの子はあそこにいたあの子とは違う、少しゆっくりさんなだけ。園に行けば落ち着くはずだから、急いであそこに通わせる必要はない)と児発利用をためらうお母さんもいるかもしれない。


親である私しかこんなこと言えないけど、長男はサイズ感と言動が合わなくなってきて、だんだん障害児っぽくなってきて。はっきり言って普通の3歳児を知る人が見れば異様な仕草も多い。(ここはそんな子が支援を受ける施設なんだ、そんな場所に相談に来たんだ)と思って、絶望もやもやとまではいかなくても落ち込む人もいるかもしれない。


考えすぎかもしれないですが、新規相談の方を見るたびに心の中でそんなことを思います。


初めて私が相談に来たのは長男1歳10ヶ月の時。発語なしで自閉症らしき3歳くらいの子を見て(我が子もこうなるのか?いや、そうと決まったわけでは…)と葛藤を抱いていたっけ。あの時のことを思い出して、心がギュッと締め付けられます。


きっと、どのお母さんも悩んでいるんだろうな。