きょうだい児の次男の話
支援学校の二年生になると、週に一日だけ6時間授業になります。普段は14時下校ですが、その日だけは15時半下校になり、バスも家の近くまで回ってくれるのでありがたい限りです。早帰りの時はデイも利用しているし、長男の帰りが遅い日が増えたので、最近は次男の降園後に児童館へ連れて行ってあげられる日も増えてきました。おそらく、過去一番きょうだい児である次男との時間を作ってあげている気がします。思えば、次男のことはあまりブログに書かなくなりました。特に理由はなく、何となく……ですが。次男の育児に関しては悩みらしい悩みがないというか、長男の育児に比べるとあまりにも楽すぎて特筆すべきことがないのだな。次男は今年で年長、来年は小学生です。おそらく定型発達だと思われます。長男の時は就学に向けていろいろ動かないといけなかったけれど、次男は何もしなくてもいいから本当に楽。ランドセルもサクッと決めてもう予約購入しちゃいました。リュックでもいいそうなんですが、支援学校の長男はリュックだったので次男にはかっこいいランドセル背負わせてあげたくて……次男は身体を動かすことが苦手で手先は不器用ですが、障害というより経験不足というだけだろうと先生に言われています。一方で口が達者でお喋りで、風邪も引いてないのに喋り過ぎで常にちょっと声がかすれていたりします。マインクラフトというゲームにハマっており、コントローラーの操作だけはとても器用で、知識も大人顔負けです。旦那はマイクラで分からないことがある時、次男に聞いてます。性格は優しくて気遣い上手で、園でもみんなから好かれているそうです。でも気を遣いすぎてオフの日は一人で過ごしたいみたい。児童館ではままごとやお店屋さんごっこなど平和的な遊びが好きです。激しいのは嫌みたいです。次男は長男の障害のことをよく理解していて、「長男くんは障害があるからうるさくしちゃったり、泣いちゃったりするんだよねー。障害が治るまでは許してあげるよ」と言います。「次男くん、障害は病気みたいに治らないんだよ。一生続くんだよ。でも長男くんも成長するから、また変わってくると思うよ」と、私も説明します。まだほんの5歳だからとは思わず、対等にすべてを話しています。漫画『ミステリと言う勿れ』に出てくる有名な台詞に「子どもはバカじゃないです。自分が子どもの頃バカでしたか?」というものがあります。もちろん子どもの頃は世間について何も知らなかったし、要領よく動くこともできなくて愚かなこともしていたけれど、多分作者が言いたいのはそういうことじゃなくて。子どもは未熟だから何も分からないというわけではない、時に大人よりも場の雰囲気や空気を読んで分からないフリや平気なフリをしていることすらある、ということだと思います。きょうだい児として育った子どもたちは、殊更そのように振る舞わなければならないシーンが多くなってしまいがちです。会話を交わせば驚くほどいろんなことを理解しており、困ったような言動にも理由があると自分で説明できる次男。だから、私も彼を一人の人間としてしっかり尊重したいと思っています(もちろん長男のことも尊重しているつもり!だけど、自分で身の回りのことができないしコミュニケーションも難しい子だとやっぱり扱いは違うよね)。泣きたい時は泣けばいいし、話したくない時は話さなくていい。走るのが遅くたって、手先が不器用だっていい。ただでさえ我慢が多い家庭環境に置かれてしまったのだから、できる限り子どもらしくのびのびと生きてほしい。選択肢を狭めさせたくない。愛されていると感じさせられるような、そんな親でいたい。そんな思いです。いつかは障害のある兄を疎んで、家を出たいと思う日も来るのかな。まだまだ先だから分からない。でもその時は自分で選べるように。そしてその思いを尊重したい。***ちなみに今日は次男の受診日。悪いものではないんですが、生まれつきちょっと気になることがあって紹介予約で市外の大きな病院に来ました。もう一時間半は待っているんですが、マスクをつけて大人しく座ってSwitchでマイクラやってます。聞き分けがいい、というか良すぎる子です。これが長男だったら大惨事だなーとかいう思いが頭をよぎりました。終わったら、美味しいもの食べに行こうと約束してます。でもこれ、昼までに終わるか?!