3月の読書記録
3月はダブルワークを始めた関係で毎日ヘトヘトでしたが、
この2冊は一気読みでした❗️
それ以外は仕事関係以外全く読む気起こらず。。。
な1ヶ月でした。
「わたしに会いたい」 西加奈子
なんだかザラリと目の荒いヤスリで心を撫でられてるような気分になる本でした。
西加奈子さんの本、3作品目くらいかな?
全部良い気分になる作品ではなかったような気がする。
そんな気分になりながらも共感しちゃうんだよね💦
そこがね、上手いよねー!
日頃口にしないけど、心の中でついてる悪態を曝け出される感じなのよ。
きっと女性にも男性にも共感される部分がある本なんじゃないかな。
「星を編む」 凪良ゆう
理性的に生きるべきか。
本能的に生きるべきなのか。
世の中は。。。日本は?少なくとも私のいる環境は理性的に生きることを強いているように見える。
そうして理性的に生きている内に本能は見えにくくなる。
見えにくくなった頃に、本能的に生きたいと願う。
そんな人が多いんじゃないかなと感じた本でした。
自分が本当はどうしたいのか。
私は何度も何度も自問自答しないと見つかりません💦
本当に困ったことです。
不思議なことに世の中は理性的に生きることを強いながら、
本能的に生きることを美徳としているように見える。
まったく、なんて生きにくい世の中なんだ。
じゃあ間をとって生きればいいのかもしれないけど、
なんだか間をとって生きているとつまらなさを感じちゃうんだよねぇ。。。
この本は短編集でしたがどれも良かったです。
特に1話目の「春に翔ぶ」で生き方についていろいろ考えた作品でした。
私が書いたことがなんとなくわかるって人には刺さるんじゃないだろうか。