おはようございます!Hane由希子です。

 

 

療育という世界に入って、私は「人が育つ中で大事なこと」を学びなおしているな、と思います。

 

 

「残念。できなかったね」

 

先生との約束が守れず、完了のシールをもらえない。

その時先生が伝えたのは

「ルールをまもればシールがもらえる」という現実。

もらえなかった子は泣いたり、怒ったり。

でも泣いても怒っても、それはルール。

トーンを変えず、伝える。

決めたことを守る、それは信頼関係に繋がる。

 

 

 

私の育児の中でよくいった言葉

「今度から頑張ろう」「今日は特別」「今日だけね」

それは一見優しいように見えて、子どもの心を混乱させる。

 

これはルールじゃなかったのか・・・?

 

息子は、あいまいが理解しにくい

私のあいまいルール、特別ルールは彼を混乱をさせただろうと思う。

 

 

 

またルーティンのない、毎日が特別という生活も

彼を混乱させたに違いない、と今なら思う。

 

 

結果、彼はルールに対する意識が低いし

規則正しい生活や生活リズムを整えるということが身についていないし、苦手になってしまった。

 

 

 

直すチャンスはいくつもあった、

学校生活。朝決まった時間に起きる

宿題、家庭学習を毎日行う。

決まった時間の食事・睡眠。

 

 

もしそれが出来ていたら、

それが習慣化されていれば、

実は彼自身が生きやすかったように思う。

こだわりの強い彼だからこそ、一度入ったリズムを繰り返し継続させることは得意。

規則正しい生活をしていたかもしれない、

もちろん日常と違う時はパニックや体調に異常がでるでしょうが。

 

 

今でも息子につい、無理させない自分がいる。

 

悩めばいい、無理すればいい、困ればいい、出来なくて悔しがればいい。

不自由に感じて、考える力を磨けばいい。

それでも困ったときはいつも見ているし、助ける準備はしているよ。

そういえる母でありたい。

 

 

違っていたら、変えてみる。

育児も人間関係も、どんどん進化させていこう!

 

 

 

今日のいちまい

 

私の大好きなアンデルセンのパン。渦巻をはがして食べるのが好き