こんにちは、Hane由希子です。

 

子どもがぐずった時、

「気をそらす」という方法で難を免れたことがあるでしょうか?

お母さんなら一度は試したことがあると思います。

 

イヤイヤ期

何でも文句をいう子に

「ほら、お外にいこう!」とか、「飴があるよ」とか、

「次のお楽しみは何かな~」と誘う。

 

でもこの手ばかり使っていると

本当の気持ちを聴く機会を失って後でしっぺ返しがくることを実感したのです。

 

保育の仕事の中で

集中の途切れやすい子に、注意を向かせようと

あの手この手で向き合う先輩を見ていて・・・

いやあ、本当にプロだな、と思うと同時に

沢山の手、技をもちたいなーと日々思います。

 

そんな私、

毎回ある子と必ずうまくいかなくなる瞬間があり、

何でだろうなーと思っていました。

そして、それが何か気が付いたのです。

 

気をそらす、注意を向けさせる。こればかりをしていた。

本当にその子がどうしたかったのか、

どうしてやりたくないのか

その気持ちに十分寄り添ってなかったのです。

 

振り返ってみると

自分の子育ての時、

ぐずった息子を食べ物や物で気を引いてごまかしてきました。

時に食べ物であり、本であり、おもちゃや、ご飯。

要するに「ほかのもの」で気をそらそうとしたのです。

「なく、叫ぶ」その態度に私自身がうろたえて早く収めたい

その気持ちが強かったのだと今思います

 

だから、本当の気持ちが溜まってしまった・・・。

「~したかったんだね」って分かってあげてなかった。

それを「我慢出来て偉かったね」そう導けなかった。

 

昨日のブログでも書いたように

自分のネガティブな気持ちや焦りに逃げ出したくなる私は

人のネガティブな反応も感じ取って逃げ出したくなる。

それが私の保育にも表れていたのです・・・。

 

そして、自分の中にも小さな数々のネガティブな感情が

未消化のまま溜まっていた・・・という事実に今更ながら気が付いたのです。

 

何度もカウンセリングしてもらって出して

それでもまだ終わらんのか?と思っていた私ですが、

それだけためちゃったってことだったんだなーと。

 

出てきたときにしっかり味わおう、

嫌な気持ちも嬉しい気持ちも全部。

 

人の気持ちを聴いてあげたい・・・そんな気持ちがあるなら

まずは自分の気持ちをしっかり聞いてあげようね 。

ワタシは私の味方だからね。そう、信じて。