おはようございます、Hane由希子です。

 

リズムのある毎日を!日常を大切にしよう。

 

 

ワタクシのはたらく療育施設では

ADL(日常生活動作)訓練を少人数の集団で行っています。

カリキュラムを決めて、

毎日同じ活動、動作を繰り返し行うことで、

生活に必要な動作を、身につける。

この日々の積み重ねが生活スキルを高めます。

 

 

そこで毎日繰り返すことの大切さを知りました。

日々のリズムを整えることの安定を知りました。

 

 

私はもともと変化のある毎日が好きです。

幼い頃は、毎日のように、仕事帰りの祖父母やら従業員の人やらがきて

平日の夜も一緒にご飯を食べたり、食べに行ったりしていたからかもしれません。

(今思えば、その時の食卓を預かっていた母は大変だっただろうと思いますが。)

私自身が、単調なのは退屈。じっとしているのが苦手。

もともとそんな性格でもあり。

 

 

長男の子育て中は、まだ若くて、元気だった私は

幼稚園に入るまでは

毎日のように、アチコチでかけ、日々のリズムを整えるなんてことは考えずでした。

 

今思えば、

発達凸凹の息子は私に振り回されていたことでしょう。

寝る時間起きる時間というリズムは決めていましたが、

「毎日行く場所」「お昼寝の時間は家で」等、決めて、

平日と休日のメリハリを付けていたら

落ち着いたのかもしれないなああ。


 

そして療育で大切にしている

「日常動作」

食事や、着替え、歯磨き、お風呂・・・

そんな毎日の動作からも

丁寧に一つずつ行っていけば

学ぶことはいっぱいあったし・・・。

そこでたくさんのかかわりが出来ます。

 

 

息子は歯磨きが大嫌い。

どうして嫌なのかな?歌を歌いながらなら出来るかな?

お膝の上なら大丈夫かな・・・そんな試行錯誤がありました。

散髪や食事も好き嫌いも、どうしたら嫌がらないか・・・

そんな中でたくさんのやりとり、かかわりが生まれます

やりとりすればするほど

分かってきます

そして、理解することとは

このやりとりを面倒くさがらずに

沢山することなんだ、と思うのです。

 

 

こうした

毎日同じことを繰り返すからこそ、

変化も見えます。

昨日は出来たのに、今日は出来ない。

調子が悪いのかな?

何か昨日と違うところは?と観察します。

 

 

落ち着いた暮らしの中で

穏やかに息子の変化を

よくよく観察して、丁寧にかかわっていれば・・・

 

 

そのころは同じ年の子どもと同じことが出来ないと

焦ってびくびくヒリヒリしていましたが

今だって、たかだか18年。

焦らず、その子のぺースでは成長していけばいいよ

今は大いに反省し、

彼のペースと理解を尊重しようと思う私もいます。

 

 

人間はみな一生涯成長し続けると言います。

私も老眼だったり、腰痛だったり、

身体的な衰えは感じますが、

故に

頭の使い方は身体の変化に対応してバージョンアップしている(はず😅)

記憶力低下を、

経験値でカバーするとか。

 

 

子どもの成長に自分も引っ張られたり

教えているようで教わることの方が多い。

 

私たちはみな同じ。

一生成長し続けるという意味を

かみしめつつ、

子どもたちから

エネルギ〜をもらいつつ。

私も頑張ってきま~す!

 

そういう意味でも

「みんな助け合ってるなー」。

 

ありがとう。

今日も一日ありがとう!