これ以上引き伸ばすと「書く書く詐欺」になってしまいかねないので、やや見切り発車気味ではありますが。

 なにしろ40本超にも及ぶ鑑賞のふりかえり、軽重は当然出てくるし、2026年卯月の視点で見えてくるもの、に比重が置かれる場面も出てこようかと。


 足を運んだ順に書き連ねて参ります。

 展覧会名前の数字は2025年鑑賞分の通し番号、「展」とカウントできるものはひと通り…ば、BUCK-TICK展を含めるかどうかは「バナナはおやつに含めるかどうか(…昭和だ…てか自分の時代にも既に無かった問いだけど?)」くらいの難問なので、まぁあまり決め込みすぎずに。

 では。


2025.2.22

車窓からの富士も何度めか…ほんとうに、「ひかり」車窓から撮っておりますよ



帝都の冬空は目に沁みる青



①異端の奇才 ビアズリー展(三菱一号館美術館)

一号館で日時指定って多分経験したことないですねぇ。

 パナソニック汐留美術館ほど小さくないけど、東京国立近代美術館の企画展ギャラリーほど大きくもないというサイズ感、企画の打ち方、いろいろな要素から「日時指定を要さない」感じにうまく落ち着かせてる。

…が。ビアズリー展ですよ? 

 絶対混む。

 会期スタートの翌週、絶対混む…。混雑が予想される展覧会を観るなら先手必勝ということで9時半前ですからね会場着。




撮影可のものもいくつか

ビアズリーといえばこれでしょ、って感じのあれこれ、実物を観るのはやはり感慨深いものがありますね。


 アーティスト、

 25歳、

 肺結核。

 the夭折。


 ミントグリーンを基調とする装丁の図録は会場限定、初日一本めでいきなり荷物を増やす(笑)。


②小企画展 江戸から東京へー浮世絵・近代版画にみる

 三菱一号館美術館は2024年のリニューアルオープンを機に新たに「小展示室」を構え、フライヤーも無い小企画展をかけるようになっております。所蔵作品を主として編まれる小企画展は、オモテの企画展とまるっきり別テーマのことが多く、観るもよし通り過ぎるもよし…ま、ワタシは基本的にはさらりとでも観ますがね。


 はしご記事のためにフライヤーファイル見返した収穫のうちのひとつがこの小企画展の話。

 2026年開催の「トワイライト・新版画」展の予告編のような展覧会だったことに、作品リストを見て気付かされました。「トワイライト・新版画」展に出品されたものの多くはスミソニアン国立アジア美術館所蔵なんだけど、図録によると25点は一号館所蔵作品とのこと。

 2025年の小企画展の作品リストと、トワイライト・新版画展図録の作品リストを突き合わせて確認しちゃいましたよ。

 三菱一号館美術館が「丸の内」に存在することの意味に改めて目を向けることとなりました。

 江戸から東京へ。そういうことです。



③ブラック・ジャック展(横浜・そごう美術館)

 東京駅からびゅいんっと横浜へ。

会期終了3日前。

2023年10月20日に森アーツセンターギャラリーで買い損ねた図録を買うために赴いた、ハマのブラック・ジャック展でございます。

 移動も含め急げや急げで、勿体無いことに駆け足でまわりつつも、ちゃんと足を伸ばしただけのことはあったんだねぃ。


ちゃんと、横浜つながりの展示が…。


 森アーツ、巡回展始まりのキャプションは

「医者はなんのためにあるんだ」だった。


 横浜展は

「それを聞きたかった」

巡回展の数だけキメのキャプションがあり、フライヤーの構図も微妙に違っているんだろうな…と当時はぼんやり予想したものでした。


 さぁ大急ぎで東京に戻るわよ。


◯「劇場版 バクチク現象ーNew WorldⅠー」

(ユナイテッド・シネマ豊洲)


ららぽーと豊洲、駅から見える場所に行くにも迷子になる方向音痴それがワタシ。

 慌てふためいて、2月と思えないような大汗かいて席についてみれば、なんと数列違いの位置に相互さまが。当然ながら待ち合わせも打ち合わせも無くて、というか数ある映画館のなか、おさかなひしめくスクリーンの前、ばったりはあるかもと思わないでも無かったけれど。

 うん、考えることはみんな同じよねぇ…を今夜のシメに、明日へ続くこととしましょうか。