昭和40年秋に行なわれたハリケーンシリーズのチラシです。
この日は、ジャイアント馬場対ザ・ブッチャーのインターナショナル選手権への王座決定戦出場資格選考試合が行なわれています。結果は1-1の後時間切れ引き分け。
この2日後、試合を終えた、ブッチャー、アサシンA&Bの3人が乗ったハイヤーが交通事故を起こし、その内ブッチャーは負傷のため途中帰国するはめになりました。
このことで、25日と26日の試合が中止になっています。
このシリーズは、その後ブッチャーの代わりに来日したアルバート・トーレスと対戦した馬場さんがフライングヘッドシザースを受けそこなって脳震盪を起こしたり、カール・カールソンのパンチが観客にあたったり、吉村道明選手がトーレスにドロップキックを仕損じ、右肩関節を亜脱臼したりと、さんざんなシリーズだったようです。
このシリーズ名は不吉と捉えられ、以後一度も使われることはなくなりました。
 
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