皆さんこんにちは。
梅雨空のうっとうしい季節になりましたね。
いかがお過ごしでしょうか。
つくし野英語学院は2023年度がすでに始まっています。
今年度も元気に頑張っております。
さて今日は英語の正確性がテーマです。
表題の文章ですが。
I like cat.
この文章についてどう思いますか?
学校英語的にはこの文章は○ではありません。
I like cats.のように複数形で表現するのが文法的には正解です。
テストではこの回答は×か部分点がいくらかもらえるかというところでしょう。
しかしこの文章は本当に×なのでしょうか。
たとえばこの文章で意味が全く分からないということはまずありません。誤解なく相手に伝わるはずです。
×なのは文法的な観点だけで、コミュニケーションという観点から考えると決して0点の文章などではありません。
実際に母語を話す時も細かいミスはつきものですが、通常は意思が通じる限りは細かいミスはお互いにスルーします。
なのに、外国語(英語)の勉強だとこういうこまかいところまでチェックされて、間違えると容赦なく減点されるのが今の学校や塾の教育で見られるような方法です。
母語でさえ達しえない「言語を100%正確に使う」というレベルを要求されても外国語でそれができるはずもなく、容赦ない減点は学習者の意欲をどんどんそぎかねません。こういう高すぎる無理なレベル要求が、『間違ったらどうしよう』という本来は考えなくても良い不安を抱かせてしまう原因にもなっているのです。
受験英語を教える人はその方法で良いと思いますが、コミュニケーション英語を教える人がこのハードルを学習者に課すことがあってはいけません。
むしろ多少のミスはスルーして、コミュニケーションを図ろうとする意欲を高めるような持っていき方が大事になります。
つくし野英語学院に通う生徒たちはまさにこのコミュニケーションに大切な資質を身に着けています。
実際に話してもらうと、上級者であれば1~2分くらいは余裕で英語を話し通せます。もちろん文法のミスはありますが、相手と意思を通わせることができています。何よりも間違いを恐れることなく、何とかして伝えようという意欲がとても高いです。
こういう姿勢は本当に大切です。受験英語で間違いを指摘すること・されることに慣れてきた大人として、こういう生徒たちの姿勢にとても学ばされます。
皆さんもこういう英語を勉強してみたいと思いませんか?
正確さだけを追求して減点していくのではなく、できていることを褒めながら加点していくような方法です。
つくし野英語学院ではそういう姿勢で生徒たちに英語を教えています。
今シーズンはまだ体験レッスンを受け付けております。
ご興味のある方はぜひお立ち寄りください。
活気あるレッスンの様子をご覧いただけます。