こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

チームビルディングを実施する

タイミングっていつが良いのですか?

 

企業の社長さんからよく尋ねられます。

 

確かにどのタイミングでやるのが

最も効果的なのか気になりますよね。

 

僕は基本的に「やりたい」と思った時が

その時だと思っています。

 

ですので、僕の回答は「いつでも!」

となりますね。

 

とは言え、やはりベストタイミングを知りたい!

と思うのが社長さんです。

 

なので、僕の考えるベストタイミングを

幾つかご紹介しましょう。

 

まずはスタートアップ企業。

 

これから大海原に出向する企業は、

自社がこの社会に対して存在する

その意義や意味がなければ

会社として世の中に対する介在価値を

示すことができません。

 

ですからスタートアップ時に合宿を行い、

メンバー全員参画して、

自社の理念やビジョンをしっかりと

つくりあげることがチームビルディングに

なります。

 

そしてその後は年に1回でいいので

やはり合宿を行って、

自分たちが理念やビジョンに向かっているか、

目的を違えずにいるかを確認するといいですね。

 

次に新規事業やプロジェクトの立ち上げ時です。

 

同じ会社にいたとしても、

新規の事業やプロジェクトは

それに対する目的があります。

 

目的に対して共通認識を持つのに加え、

お互いの人間性や持ち味を知る事で、

その後のスタートダッシュが段違いに

なります。

 

また、普段からの顔見知りであっても、

仕事となると皆さんまた別の顔が存在します。

 

そういった普段知っている顔とのギャップを

知っておくことも、共通の目標・目的を達成するために

相互依存の関係性を築く上で効果的です。

 

そしてもう1つ、効果的なタイミングがあります。

 

それは、社長やリーダーが

 

「チームになりたい!」

 

と思った時です。

 

チームになりたいと思うということは、

いままではチームであると感じられなかった

ということですよね。

 

そう感じているということは、

社長(またはリーダー)が目指す

目的に対して「仲間の力」が必要だと

思っているわけです。

 

仲間の力を借りて、

会社が達成したい目的を

達成したいと思うからこそ、

「チームになりたい」と願うのですから、

そのタイミングがチームビルディングをする

タイミングです。

 

さて、ここまでは実施するタイミングでしたが、

ここからはおまけとして「やってもムダ」な

タイミングをすこし書いておきましょう。

 

もう、絶対的にやってもムダなタイミングは、

 

「組織全体がいがみ合っている状態」

 

です。

 

これはもう、チームビルディングしても

意味がありません。

 

だって、全面的にいがみ合っているのですから、

誰ひとりとして「チームになりたい」なんて

思わないからです。

 

むしろ「アイツがいなくなればいい」が

蔓延している状態でしょうから、

 

「チームになろうぜ!」

 

なんて言おうものなら、

 

「はぁ!?」

 

というリアクションが返ってくるでしょう。

 

こういう状態の組織がチームになるには、

宇宙人が襲ってこない限りは難しいです。

 

じゃあ、打つ手なしなの?

と思うでしょうが、

全く打つ手がないかと言えば

そんな事はありません。

 

組織内のメンバーが全体的に

いがみ合っているような場合は、

チームビルディングではなくて

 

「対話」

 

をするようにして下さい。

 

お互いがお互いを知ろうとしないから、

いがみ合うのです。

 

知ろうとしないということは、

相手の良い部分を意図的に

見ないということでもあります。

 

良いところを見ない代わりに、

相手の嫌な部分だったり、

自分が気に入らない部分ばかりに

目を向けるようになるんです。

 

対話会の最初は

誰も来ないかも知れません。

 

1週間経っても、1ヶ月経っても。

3ヶ月経っても、半年経っても。

 

それでも諦めずに、

何度も、何度も対話の会を

設けて下さい。

 

そして誰か1人来たら、

その人とじっくりと対話をして、

相手の背景を知るようにして下さい。

 

必要なのは最初の「フォロワー」です。

 

1人くれば、それほど時を待たずして、

2人目のフォロワーが現れます。

そこが転換点となります。

 

3人になればそれはもう、

ニュースです。

 

このムーブメントは

みんなのものにして下さい。

 

周囲の人は真似するために

「フォロワー」を見るからです。

 

するとフォロワーが更に

3人、4人と増えていき、

遂にモメンタム(臨界点)を向かえます。

 

※モメンタム=機運という意味。

ここでは敢えて臨界点としています。

 

もはや参加しないことは

乗り遅れる事を意味します。

 

参加者は日を追う毎に増えていくでしょう。

 

もちろんこれは必ずそうなるという

ものではありません。

 

ですが、いがみ合ったまま、

それをそのままにしていても、

ネガティブな現状維持をしているだけ。

 

それを少しでもポジティブ方向に

舵を切りたいのならば、

小さな行動を繰り返すより他ないのです。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。