こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

僕はチームビルディングをする上で、

社会構成主義という考え方を大切にしています。

 

社会構成主義というのは、

人間が認知するからこそ、

世界の様々な人や物、

事象が存在するという考え方です。

 

つまり、物事の存在に、

客観的かつ絶対的なものなどなく、

僕たちが社会の中で行う

コミュニケーションによって

現実はつくられている、

という主張です。

 

反対の概念として本質主義というものがあります。

 

これは人種や民族といった

カテゴリに重きを置く考え方です。

 

社会構成主義は社会学の分野で

提唱されています。

 

僕がチームビルディングにおいて

社会構成主義を支持するのは、

僕たちコミュニケーションが現実を

つくっているという部分に惹かれるからです。

 

僕たちが集団で何かを目指したり、

つくり出そうとする時に、

最初にやることはなにか?と考えると、

 

「仲間をあつめる」

 

ことだと思います。

 

仲間を集めるには

コミュニケーションが必要ですよね。

 

そしていざ、目指したりつくり始める時、

やはりコミュニケーションを駆使して

行動を起こしていきます。

 

そんなバカな!?と思ったら、

少しの間でいいので、

過去を振り返ってみて下さい。

 

文化祭の催し物を決めた時の事

球技大会で優勝を目指した時の事

新規事業のPJメンバーとして集まった時の事

 

行動からコミュニケーションが

発生しているのではなく、

コミュニケーションが起点となって

行動が発生しているはずです。

 

ですので、チームで目標を達成したいなら、

コミュニケーションに力を入れることが、

目標を「現実」にする近道になるんです。

 

目的を達成できるチームにしたいなら、

コミュニケーション理論家である

バーネット・パースの4つの問いを

チームで対話するのが有効だと思います。

 

・私たちは何を一緒につくっているのか(目標)

・どうやってつくっているのか(方法)

・これをつくることで、私たちはどうなるか(目的)

・どうすれば、よりよい社会がつくれるか(在り方)

 

※4つ目の問いは「チーム」に置き換えて

問うようにしてください。

 

目標を達成していくためには

チームが「どのようにして」一緒に

取り組むのかがが重要になります。

 

そしてそのためには

コミュニケーションが先立ち、

それがなければ目標の達成には

至れません。

 

コミュニケーションがチームの

現実をつくり出すのですから。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。