こんにちは。

売上を上げるための

ビジネスチームビルディングファシリテーター、

Diceです。(プロフィールはコチラです) 

 

行動変容には6つのステップがあります。

 

以前のブログにも何度か登場している、

以下の図です。

 

この各ステップから次のステップへ行くには、

間にある壁を飛び越える必要があります。

 

そしてこれらの壁の中で、

僕がもっとも飛び越えるハードルが

高いと思っているのが、

 

「行動の壁」

 

です。

 

この壁はとりわけ組織の中では

かなり高い壁になっていると

思っています。

 

なぜなら、失敗が許されない環境で

あることが多いからです。

 

失敗が許されない環境だと、

行動を起こすことはリスクです。

 

評価を下げられ、

場合によっては収入に

影響することも頭を過ります。

 

ですので、知識としてインプットしたことを、

実際にやって試すことをしたくなくなるのです。

 

失敗するかどうかはやってみないと

分かりません。

 

ですが、

 

「失敗したら、終わりだ・・・」

 

という恐れが働くので、

失敗するくらいなら

知っているだけに留めたほうが

安全を保てます。

 

これでは会社がどんなに素晴らしい

学習機会を提供しても意味がありませんよね。

 

大切なのは、

 

「やってみよう!」

 

と思える環境をつくっておく、

ということです。

 

メンバーがせっかくインプットしてきたことを

行動でアウトプットしてもらわないと、

会社にとってのメリットが失われます。

 

その行動の結果がどうこうではなく、

知ったことをやってみることのほうが

やってみた結果よりも重要なんです。

 

そうは言っても、失敗されたら、

何らかの損失に繋がるだろう、

と思った人は、

こんなふうに考えてみて下さい。

 

失敗した場合の損失は「いま」ですよね?

 

その失敗の損失は、

失敗したその時だけのもので、

未来永劫続くわけではありません。

 

やり方や運用を変えることで、

成功へと近づくと思いませんか?

 

でも、知っただけで行動に移さなければ、

損失はずっと続くんです。

 

なぜかと言えば、

やらないということは、

ずっと今のままである、

ということだからです。

 

そこには利益も進歩もありません。

 

今が1だとしたら、

来年も、3年後も、5年後も1です。

 

それは組織にとってメリットなのでしょうか?

 

僕は主体的に学び、

知った人に対して、

どんどん行動の壁に

挑んでもらえる組織環境の方が

組織にとって大きなメリットが

あると思います。

 

知って行動したことで、

その人は組織にとって大きな

人的資本になりますし、

行動の結果が積み上がれば、

利益という果実も結実するでしょう。

 

「知る」と「やってみる」の間の

行動の壁を乗り越えてもらうために

手を差し伸べられるのは、

組織そのもの以外にありません。

 

「よし、やってみよう!」と

誰もが思える環境をつくって、

組織をもっと活性化させてみて下さい。

 

本日も読んでくださり、

ありがとうございました。